近所にすてきな奥さん(Aさん)がいる。とても感じのよい、かわいいひとだ。お届ものがあって、午前中お家にうかがった。ピンポーンとインターホンをならす。「はーい」とAさん。「おはようございます。YOUです。」というと、明らかにあわてた様子で、「おはようございますっ。ちょっとお待ちください。」と言われた。その後バタバタしている音と“いや、わっ、すごい顔しているのに”という声。吹き出してしまった。
どんな顔しているのだろうと思って待ってたら、何のことはない、ただお化粧をしていないいつものチャーミングなAさんだった。何度か「もう、ごめんなさい」と謝られた。“すごい顔していて”という意味だろう。笑いだしそうになったけれど我慢して、少し楽しい会話をして帰った。帰りながら、やっぱりとても魅力的な方だとさらにすてきに思えた。
近所にも人はたくさんいるのに、なぜAさんが印象に残るのだろう。それはきっと、気取っていなくて、素直で、ありのままだからだ。人と仲良くなる秘訣かもしれない。そしてこれは、この雑感の投稿文の中にも何度か出てきた“あほう道”に通じる。しかし、そんなことはわかっていながら、それでも時々私はかっこうをつけてしまう。いろいろな人と豊かな関わりが持ちたいのに、言ってみれば反対のことをしているようなものだ。新しい関わりも増える時期、Aさんがまた大切なことを思い出させてくれた。でも気が緩みすぎると、私の場合本当にあほだと思われてしまう。バランスも大切だ。
明日から新年度。新たな気持ちで“あほう道”のスタート。
よーし、めざせ、バランスのとれたあほう!(^-^)
YOU