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雑感  ー皆さんからの投稿をお待ちしていますー

日々感じたこと、思ったこと、なんでもよいのでこちらまでご投稿ください。

小さな畑

2019-12-27 12:08:53 | 日記
庭の小さな畑に、今は春菊、ほうれん草など
青々と野菜が育っている。
ふかふかのベッドのような土をつくると、
生命は自然にすくすくと育ってくれる。


この“土”は、人の営みで言うと“社会”ということだろうか。
自分を含め大人がつくってきた社会。


もしその大人同士が、
違う生命を理解し合い、
互いの持ち味を活かし合い、
笑顔の広がる社会をつくろうと目指せば、
きっと自然に
そこに暮らす子ども達は
青々と育つ青菜のように、
互いを思いやりながら
すくすくと育っていくのかもしれない。


ちっちゃな畑は
いろんなことを気付かせてくれるなぁ・・・


YOU

パン屋での考察

2019-12-14 21:58:53 | 日記
ある日、パン屋に行った。
そこは人気のパン屋で、
大体いつも入り口から会計まで行列ができていて
ずっと並んだままパンを買うようなお店だった。
私も並んで、パンを買っていた。
数人前に若い集団が並んでいた。
若い集団の女の子が
「やっぱりあのパンほしい」ってなったんだろう。
列を離れてパンをとりにいって、また列に戻った。
よくあることで、特に何も思わなかった。
ところが、私の後ろに並んでいた夫婦(多分)の女性が
男性にぷりぷり怒り出した。
「見た?信じられない。非常識だわ!」
「おお、まじか?怒っとる!」と思いながら、
聞き耳を立てていたら、その後もずっと怒ってる。
引き続き、ずっと激ぷりぷり子。
「見た?あの試食の仕方。信じられない。
ほかの人のこと考えてないよね。」
ずっと激ぷりぷり子。
男性はずっと「あ~。」「う~。」みたいな
相槌とも言えないような声を発してた。
私は私で、ずっと聞き耳を立てながら、心の中で批判の嵐。
「いやいやいや、やめとけやめとけ。
そんなどうでもええことで、ようそんな怒れるな。
夫の反応見てみいや。ほぼ右から左で流しとるがな。
うんざりしとるで。多分。」
先方はずっと言葉に出しての批判、こちらはずっと心中批判で
一歩一歩、共にレジへと進んでいく私たち。
レジ付近でふと
「この人は多分何かにつけて、怒りの導火線が短いのかもしれないな。
 ふだんから怒ることがたくさんあって大変だろうな。
 この人から見た世界は、どうなんだろう。
 っていうか、私は私で、ずっと必死でめっちゃ聞き耳立てて、
勝手に心中批判。 下世話だわ~
 どっちもどっちじゃな。引き分けだわ。」
とおかしくなった。
さらに、パン屋を出た後で気づいた。
自分がいつもより、きちんとしようとしていたことに。
「めちゃめちゃ批判しとったくせに、何媚びてんねん。」
とおかしくなった。
私はみんなに好かれたいんだな~と思った。

孔子の論語より
「子貢問いて曰わく、郷人皆これを好まば何如。
子曰わく、未だ可ならざるなり。
郷人見皆これを悪まば何如。
子曰わく、未だ可ならざるなり。
郷人の善き者はこれを好み、其の善からざる者は
これを悪くまんには如かざるなり」

子貢が尋ねました。
「地元の人々全員から称賛されるような人物はいかがでしょうか?」
孔子は
「それではまだ十分とは言えない」と答えられました。
子貢がさらに
「地元の人々全員から憎まれるような人物はいかがでしょうか?」
と尋ねると、孔子は
「それではまだ十分とは言えない。
もっとも良いのは地元の善人から称賛され、
悪人からは憎まれる様な人物だ。」
と答えられました。

善人と悪人ってよくわかんないけども
自分のやりたいことをやるなら
自由にど真剣に生きたいなら
みんなに好かれるわけがない。

「あれだよ、他人の「いいね」が欲しくなるとブレるよね」
by甲本ヒロト

ほんで、ブレると生き苦しい。楽しくないんだな。
ああ、でも、多分私はまだまだみんなに好かれたいんだろうな。
みんなの「いいね」が欲しいんだろうな。
70歳ぐらいまで生きれたら、その欲求から解放されるのかな。


うっかり八平