雑感  ー皆さんからの投稿をお待ちしていますー

日々感じたこと、思ったこと、なんでもよいのでこちらまでご投稿ください。

見える景色

2008-08-30 16:21:13 | インポート

 私は上司を、①ものすご~く仕事ができることと②ものすご~くあほうなこと、この2点から、尊敬している。

 どれくらいあほうかというと、・・・・
 上司は、万が一の時のために、いつも筆箱に500円をたくさんいれている。ある日、その500円を私に「見て見て、こんなにあるんよ。」と見せてきた。「こんなにたくさんあったら、500円マンになれますね。」と言った私のちょとした一言から、二人の中で500円マンへの妄想が広がった。目や耳から500円ビームをだすこと、地方復興のヒーローであること、仕事を終えた夕方以降、500円マンになること・・・そんな他愛もないことを談笑した後、私は席に戻り、パチパチとPCに向かっていた。すると、「八平さん、八平さん。」と私を呼ぶ上司の声。仕事のことだろうと、「はい。」と振り返ると、そこには、目に500円をはめ、最高の笑顔で笑ってる上司の姿が!!(瞳は、キラキラ輝いてた。500円の輝きで。)私は、机にふせって大爆笑だった。多分、あの瞬間だけは、腹筋が6つに割れていただろう・・・。あれ以来、どんなにおねだりしても、「500円マンは、そんな安いヒーローじゃないんよ。」と見せてくれない。「はっ!!硬化だけに、高価なんですね。」と私が言うと、「八平さん、その調子。」と拍手された。
  そんな上司が「昔、飛んできた鳩が足をだせなくて着地に失敗し、す~っと尻ですべって着地してるのを見た。あ~っって思ったら、その後、その鳩は何食わぬ顔をして、トットットッと歩いていってた。」と話してた。いつも、「僕の言ってることは、99%冗談。」と豪語している上司の言葉だったので、みんなで「嘘だ!!絶対に嘘だ!!」と言い続けてたら、上司は、わざとらしく、悲しそうな微笑みをうかべ、「人を信じられないことって、寂しいことだよね。」と遠い目をした。そして、「人間は、見たいものしか見ないからなあ。」と言った。この一言にドキッとした。確かに同じ景色を見てても、人と自分は全く違うものを見てることが多々ある。

 昔、友人と大好きな三浦綾子さんの話で盛り上がってた。「三浦綾子さんの周りには、優しい人がたくさんいるよね。凄いよなあ。」と私が言うと、友人は、「うんうん。でも周りの人も凄いけれど、それを優しさと気づけた三浦綾子さんも凄いよね。」と言った。はっとした。そこにあっても、受け手の自分が気づいていないことってたくさんあるんじゃないかと思った。実は、見えてないことや、気づけてないことって、もしかしたらたくさんあるんじゃないかって思った。それらのことに気づけることも、また能力の一つで、磨いていかなければ、衰えていくものなのかもしれないと感じた。
 自分の見方、捉え方一つで、自分の人生は、きっともっとおもしろく素敵なものにできるのだろうと思った。

 上司の鳩の話を聞いて以来、鳩をよく見るようになった。ある日、バックステップを踏んでる鳩を発見した!!鳩界のマイケルジャクソンだと思った。尻すべりをする鳩にも、きっといつか出会えると思う。                   

                                                                                       うっかり八平


もう一通の手紙

2008-08-21 13:24:11 | インポート

色んな手紙がありましたが
忘れられない手紙がもう一通
19歳で進学のため初めて家を出て
僕の事を知らない人ばかりが住んでる街で
不安でしょうがなかった
格好悪いけど正直に言うと
最初の夜は布団の中で泣いていたんです
不安で
寂しくて
数日後、そんな僕の元に届いた
生涯に一通だけの
父からの手紙
今はまだその手紙を読み返すことは
とてもできそうにないけど
もう少し時間が経って
その手紙が僕に必要になった時
また読み返すと思う
きっと
これから先
何度も 
何度でも
16年も前に届いたこの手紙
最後に読み返したのはもう10年程前
きっと古びてしまってるだろうその手紙には
確か、こう書かれているはず

「何の資源も持たない日本はこの先きっと
 厳しい時代をむかえることになるだろう
 しかし 心配ない
 お前ならきっとやっていける」

今でも とても力強い筆跡で

                    小トラッチョ


あかいはなの日

2008-08-07 11:32:12 | インポート

今日はあかいはなの日、大切な人に笑顔を届ける日です。
http://www.kinenbi.gr.jp/

そんな日に思いをよせて、川柳や短歌を集めました。

どうぞ笑顔のある、すてきな一日を!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇「人と違う」
   そんな自分を
   誇りなさい

◇楽しもう
   思いのままに
   ならぬ日々

◇道化(おどけ)るよ
   君の笑顔が
   見れるなら

               <小トラッチョ>
                                                                                                  

◇いらいらも
  見方をかえれば
  笑いのたね

◇ご機嫌か
   不機嫌なのか
   自分次第
   私が選ぶ
   私の生きかた

             <うっかり八平>

◇幸せは 
   笑顔になれる
   からだから

◇あかいはな 
   心ほっこり ほどけゆく
   いのちの輝き笑顔の中に

                   <こもれび>

わが人生
愛と笑いと
ユーモアで

           <極楽とんぼ>

いまここに
あかいはなさく
道のびて
歩こう 手 ほら
はちがつなのか

                <み>

夢描く
笑顔の先に
つづく道

            <YOU>


一通の手紙

2008-08-04 21:52:11 | インポート

子供の時から捨てることができなく
どんな手紙も全て残してます
今まで出会った人からの手紙を
ふと思い出しました
色んな手紙があります
色んな人から 
色んなシーンで

小学生の時、教育実習に来た先生からの
「君は絵が上手だね」と書かれた手紙

「先輩のファンだったんです 
 高校でも頑張って下さい」
と書かれたマニアック(?)な後輩からの
可愛いデザインの手紙

市立の図書館でたまたま
同じテーブルだった女の人に
貸してあげた英和辞典に挟まれてた
「貸してくれてありがとうございます」
と書かれたルーズリーフ

浪人してた冬に
先に他県に進学した友人達からの
「あと少しだ 頑張れ!!」と
何通かの声援の手紙

東京の大学に行った高校のクラスメートと
お互いに近況を数年知らせ合った数通の手紙

急に旅に出た親友の
インドからの一葉の葉書

大好きだった彼女からの
別れとその謝罪を告げる手紙

家業を継ぐため帰郷の準備の時突然出てきた
一人暮らし始めてすぐ友人に書いたけど
自分で読み返してあまりに恥ずかしい内容で
出すのを辞めた7年も前の僕の手紙

まだまだいっぱいあるけれど
どれも忘れられない
今こうして色んな手紙を想い返すと
ひょっとしたらこれらの手紙は
僕の歩んできた道そのものなのかもしれない
そんな手紙はありませんか?

                         思い出かみしめる小トラッチョ