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雑感  ー皆さんからの投稿をお待ちしていますー

日々感じたこと、思ったこと、なんでもよいのでこちらまでご投稿ください。

きれいな青空のようなひとみをした すきとおった風のような人

2017-12-30 08:45:52 | 日記
帯津良一先生の講演を聞きに行った。
その中で聞いた、とても印象的な言葉。



”死が近づいている人には、
激励は酷で、善意は悲しい。
説法も言葉もいらない。
きれいな青空のような瞳をした、
すきとおった風のような人がそばにいるだけでいい。”

日本の作家、詩人である青木新門さんの言葉を紹介された。


人はみな、いつかはこの世を去る時が来る。
その自分の終わりを意識している人は、
自ずと、その人から発するものがあるのだろう。
どんな言葉より、
その人の存在そのものが、
どんな人をも勇気づけたり、癒したりするのではないか。



限りある生を意識しながら、
喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、
いろいろな思いを積み重ねて、
こんな人に近づいていきたいな・・・。


きれいな青空のようなひとみをした、
すきとおった風のような人


あこがれます。




みなさま、よいお年を!



YOU

価値観のちがい

2017-12-22 19:13:00 | 日記
夫の従姉妹に豪傑な女性がいる
彼女は世界中を旅しているので
「今まで旅した国でどこが一番よかったですか?」
と聞いてみた。

すると、彼女は
「ジャングルやな。定期的に行きたくなるねん。
 ジャングルの中は、象に乗って移動するねん。
 虎に食べられるから。
 象に乗って、マサイ族とかに会いにいくねん。
 あいつら全く価値観がちがうんや。」
と答えてくれた。

彼らは、腕時計を両手に何個もするらしい。
彼らにとって、腕時計は時間を見るものではない。
アクセサリーなのだ。

こちらの世界ではとても高価で
上品なデザインのロ-レックスよりも
キラキラしたキャラクターの時計などを好むという。

人は皆異なる価値観を持って生きている。
ジャングルの奥地に住む人々くらい環境が異なると
「文化のちがい」だと、
価値観のちがいを受け入れやすかったりするが
身近な人々だと「ちがい」が受け入れ難く
「自分が正しい」と互いの価値観を押し付け合い
争いになったりする。

人は皆、生まれも育った環境もDNAも異なる。
それぞれの家庭の文化も異なる。
異なる価値観を持つのは当然のことだ。

大田先生がおっしゃられたように
「ちがっていいんだ」ではなく「ちがうんだ」
渡邊和子先生がおっしゃられたように
各々の「ちがい」を「文化のちがい」と受け入れたい。

それぞれの「ちがい」で関わり合い
刺激し合い
「ちがい」ゆえに生まれる
人と私の唯一無二のアートな関係を楽しみたい。

        うっかり八平