いびきにご注意!

2021-03-24 14:14:22 | 睡眠

いびきには2種類あります。
①散発性いびき
②習慣性いびき

①散発性とは疲れた時、お酒を飲んだ日、風邪をひいたりで鼻が詰まっている時などに一時的にかくいびきの事です。

②習慣性は上記のような事がなくても、寝ている時はいつもかいている。

この習慣的いびきにもさらに2種類あって
①単純いびき 
習慣性だが睡眠の質には影響がないもの。 朝すっきり目覚める事が出来、日中も眠気を感じないのであれば、特に大きな問題はない”いびき”です。

但し、もう1方のやつは問題多ありです。
②睡眠時無呼吸症候群を伴う”いびき”

寝ている間に呼吸が止まりそうになったり、実際にとまったりする”いびき”です。

例えば奥さんに、例えばベッドパートナーに
「貴方、夜中いびきの最中に息止まってたわよ!」
って言われた人、要注意です。

一般に無呼吸・低呼吸が1時間に5回以上あればもう貴方も
「睡眠時無呼吸症候群」
通称 SAS
SLEEP(睡眠) Apnea(無呼吸) Syndrome(症候群)
の仲間入り。

寝ている間に息が止まるので、当然睡眠は分断されるため睡眠不足になり日中も強い眠気や疲労を感じます。
そして、この強い眠気が事故に繋がることも....


2012年7月11日
首都高速湾岸線
減速していたワゴン車にトラックが追突
ワゴン車に乗っていた4人が死亡、2人が重傷。

2012年4月29日
関越自動車道
乗客約40名を乗せたバスが防音壁に衝突
乗客7名が死亡。

これら事故後の検査によって運転手が「SAS]であったと診断されています。




それだけではありませんよ。

SASは健康にも良くない

睡眠中に呼吸が止まるで血液中の酸素が不足し動脈硬化、不整脈の原因になることも。
また、熟睡出来ない事で血圧や血糖値の上昇を招いたり
新陳代謝に異常をきたす事で肥満する傾向にも。


そう、結果として生活習慣病(高脂血症・高血圧・糖尿病 )のリスクが高まってしまいます。

重症のSAS人は死亡率を約4倍に上昇させるといわれているほど寿命にも関係します。

日本には”いびき”を日常的にかく人は約2000万人近くもいると言われ
そのうち約300万人から500万人がこの「睡眠時無呼吸症候群」ではないかと推定されています。
(実際にSASと診断され治療を受けている人は20数万人程度しかいない)

貴方の”いびき”大丈夫ですか?

是非、奥さんやベッドパートナーに聞いてみてください。
(女性のSASの人もいますからねえ~!)

いつも一人で寝ているから分からない!
って言う人は是非、スマホのアプリに”いびき”の録音・計測が出来るものがあるのでダウンロードして試して下さいね。
最低でも1週間位録音すれば、自分がどんな”いびき”をかいているか分かりますよ。


実は私も奥様より「いびき 結構毎日してるよ!」
って言われました。
それでSASの簡易検査を受けた事があります。





こんなちっちゃな時計みたいのを2日間指にはめて寝るだけ。
(もちろん起きている時ははずします)
費用は5240円
郵送でやりとりして結果は2~3週間後に分かります。


結果は「C」判定
『軽度の睡眠時無呼吸、低呼吸がありますが、日中の強い眠気はないようです。 C判定ですが次年度には再度受診されることをお薦めします』
でした。



「あれ?」
「もしかして?」
っと思ったらこんな検査もお薦めします。


そんな話をYoutubeにもアップしました
https://youtu.be/RfN8ulf9lUY
宜しければそちらもチェックしてみてください





良質な睡眠を一人でも多くの方に!




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