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会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】平成27年関東・東北水害におけるJR只見線被害について

2015年09月15日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

9月10日、11日の関東・東北水害により、宿の近くのJR只見線が不通になっています。JRの発表によると、西若松駅~会津本郷駅の間に掛かる阿賀川の鉄橋において線路が3cmほど川下方向へゆがんでるとのことです。昨日(14日)に現場を見てきましたが、言われてみると中央付近の線路が若干ゆがんでいるようにも感じます。補修および安全確認をしていただき、早期の再開を願いたいものです。

運行再開までの間、宿に会津若松方面から宿においでになるには、西若松駅17:12発の会津川口行き、または、会津坂下行き代行バスをご利用ください。これが最終のバスとなります。なお、会津高田駅のご到着に合わせ、送迎の車を出します。

只見線の小出口よりおいでのお客様は、17:06および20:09の2本に送迎を行います。

朝のご出発は、会津高田駅発6:40の西若松行き、7:10の会津若松行きの2本しかございません。それぞれ、ご希望時刻の10分前(6:30または7:00)に送迎の車を出します。

小出方面にご出発の方は、会津高田駅発8:24の会津川口行き代行バスに間に合うよう、8:15に宿を出発する車を出します。

なお、JR発表の代行バス時刻表は以下のとおりです。(JR東日本仙台支社2015.9.13発表のものより転載)

この9月からは、宿にお泊りの方で只見線応援団にご入会いただいた方に、沿線の商店などで使用出来る商品券を配布しています。今回の災害によりさらに応援団の必要性が増しています。日本の原風景の中を走る只見線は、旅の魅力を大きく有しています。この価値が度重なる災害で失われようとしています。福島県が観光資源として指定している「只見線」を失うことは、国立公園を災害で失うようなものです。これからも、ぜひみなさんの只見線応援をお願いしたいと私たちは思います。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。


【会津野】努力し結果を出すことを教えられました

2015年09月14日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

空が白い雲で覆われた14℃の会津野です。昨日夕方に降った雨から、めっきりと気温が下がりました。もう夏が完全に終わったようです。

今日は親バカ投稿です。

昨日まで、福島県高校新人陸上大会が行われていました。わが宿の長男坊が競歩に出場し、見事、福島県で1位の成績を納めました。中学生の頃から陸上に取り組み、なかなか成績が出ませんでしたが、コツコツとトレーニングに励み、やっと県のトップまできました。競歩と言う競技は、陸上競技の中で唯一、審判による歩行姿勢の判定が行われるものです。陸上王国福島県の審判は、全国の中でも有数の厳しさがあり、その環境のなかでトップの座を得たことに、心から拍手を贈りたいと思います。

今日は、イチロー選手の名言を。

努力せずに

何かできるようになる人のことを

「天才」というのなら、

僕はそうじゃない。

努力した結果、

何かができるようになる人のことを

「天才」というのなら、

僕はそうだと思う。

人が僕のことを、

努力もせずに打てるんだと思うなら、

それは間違いです。

さあ、今度は東北大会です。努力はまだまだ続きます。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

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【会津野】ソバの花がきれいに咲いていますヨ!

2015年09月13日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

今朝は晴れた20℃の会津野です。山裾のソバ畑に真っ白なきれいな花が咲いています。11月に入ると、香り高いソバの季節。楽しみですね。

先週は、1週間ほど休暇をいただきました。東京では毎日雨降りで、北関東から南東北で大変な災害となりました。帰宅いたしました会津は、被害もなく、また通常の営業を再開いたしました。

昨晩は、バレーボール部の中学生の遠征を受け入れ、いつもの賑やかな雰囲気に戻りました。これからは、一年のうちでもとても素晴らしい秋の会津を満喫出来る季節です。シルバーウィークも、まだ若干の空きがございますので、どうぞ、秋の会津へお出かけくださいませ。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

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【会津野】40代人口考

2015年09月05日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

空に白い雲が広がる18℃の会津野の朝です。

新聞に、「JR東日本のトラブル頻発」という記事がありました。(9月3日付け日本経済新聞朝刊)

記事を読み進めると、40代社員が全体の1割しかおらず、経験を積み現場で指揮を取る「ミドル層」が欠陥していることが原因のひとつだと、JR東日本は分析しています。会社組織の場合、20代から60代の方しかフツウはいないので、いかに40代が少ないかがわかります。この40代の中堅社員が少ないと、現場でトラブルが起きるというのです。

先日、会津美里町のまちづくりに関する講習会を聴いてきました。

この図は、5年前の国勢調査のときの人口資料です。5年前ですので、「35~39」と「40~45」の2つの世代が、現在の40代人口です。この数を全人口の割合でみてみると、わずか8.8%しかいません。会社組織ではないので、赤ちゃんから老人までのうちの全人口の割合ですが、ミドル層の少なさは、町の活力の低さに比例します。表を見る限り、子どもの人口が低下しえいることが気になるものの、20~30年という長さで、ミドル層が少なくなる気配はありません。むしろ全人口で言えば、老齢人口がピークを迎えるときが来るので40代の割合は増加するだろうと思われます。

ただ、気になることもあります。人口動態は、出生・死亡による増減を示す「自然増」と、転居などによる「社会増」という2つの現象があります。

社会増の数字を5年ごとの国勢調査で比較すると、40代は軒並み30%減という社会減を示しており、40代の他町村への流出が多いことが見えます。これはすべての世代で最も大きい減少割合です。

自治体は、居住する魅力が向上するように、いろいろな対策を打ってきたようですが、残念ながら功を奏していません。

人材を活力の資源と考えた場合、会津美里町の40代人口は存在割合が少なく、希少資源と言えます。一般社会においては、希少資源は需要と供給の関係が供給不足に陥りますので、より希少価値が高くなる傾向があります。

しかし、会津美里町では40代の人々を引き止める魅力に乏しく、実際はかなり流出、そしてどんどん過疎化が進行しています。

事業体としてのJR東日本は、希少となった40代をめぐり、現場でトラブルが頻発する問題点が明らかになりました。そして社長の記者会見によると、希少人材資源を補うために、現場ノウハウをITにより情報として蓄積し今後に活かす方針です。

まちづくり講習会での今後の生き残りをするための方策としては、とにかく外貨(まちの外からの収入)を増やすことしか道は残っていないと、講師の方が説明していらっしゃいました。実情は、40代を中心とした労働者を増やすことはできていないので、自動で動く機械が稼ぎを生み出すような産業を作り上げるということが、処方箋となるのでしょうか。

1987年の国鉄分割民営化から28年の2015年、民営化前に採用を抑制した結果が、いまの状態を招きました。企業経営や自治体経営は、長い将来のことも考えておかないといけないのですね。

今日もすてきな一日を過ごしましょう。

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