おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
今朝の日経新聞「企業・消費」面に対照的な記事が載っておりました。
1つは楽天が海外のECビジネスを選別というもので、海外からインターネット通販サイトを少し撤退すると言うものです。
もうひとつは、Booking.com社が東京大田区の合法民泊を自社サイトで販売する実証実験を行うというものです。
早速サイトを確認すると、「別荘」というカテゴリーで大田区の民泊が載っておりました。
現在、特区で許されている合法民泊は、6泊7日以上が最低利用日数なので、日額16,000円、6泊で96,000円というのが、最低利用額でした。サイトを見る限り最大8名の利用が出来そうですので、1人あたりにすると1泊2,000円ですので、羽田空港近くの立地としては格安ですね。
6月2日には、内閣が民泊新法を制定する方針を閣議決定しました。来年には、通常の宿屋同様に1泊単位での販売が出来るようになります。
すると、宿屋と民泊の垣根が、利用者にとってほとんどなくなるでしょう。
ただ、民泊は飲食提供の免許が与えられませんので、飲食を提供する場合は、新たに飲食店を開かねばなりません。
「宿」と「食事」は、大きく関わるものですので、このポイントが、今後の宿屋の質を左右する大きな要素になるでしょう。
「食」についてのサービスと、アピールをどのようにするか、この点をより深く考えていきたいと思います。
今日も素晴らしい一日をすごしましょう。
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