会津天王寺通信

ジャンルにこだわらず、僧侶として日々感じたことを綴ってみます。

テレビでお馴染みの田﨑史郎氏の講演会に出席 柴田聖寛

2022-11-03 12:40:46 | オピニオン

 

 

 私は先月29日、会津若松市のワシントンホテルで行われた、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏の講演を聞いてきました。会津信用金庫とあいしんたから会が主催したもので、演題は「日本政治の舞台裏」。あくまでも新聞などが伝えてくれるのは、表舞台で起きたことが中心です。それだけに、田﨑氏がどんな話をするが興味があったからです。
 田﨑氏は、岸田首相に付いては、辛い点を付けていました。安倍元首相のような明確な政策がなく、場当たり的な対応に終始しているからです。旧統一教会との関係で山際経済再生相をクビにしましたが、「瀬戸際大臣」といわれながらも、なかなか決断できなかったのは、ドミノ倒しになるのを恐れたからだそうです。
 岸田首相は、政策的には一貫性がなくても、権力に対する執着は人一倍で、内閣支持率を気にするのは、いつまで権力の座にいられるかの目安になるからだとか。菅前首相を待望する声があることに関しては、田﨑氏は「やっても一期くらい」と断言していました。
 将来の自民党を担うリーダーとしては、小泉進次郎代議士の名前を挙げていましたが、まだまだ修行が足りないといったようなことを、口にしていました。田﨑氏の講演内容は、分かりやすく歯切れもよく、本当に勉強になりました。
 私のような宗教界に身を置く人間であっても、政治には無関心ではいられません。色々な情報を仕入れて、大事な一票を行使したいと思っています。
             合掌             

 


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