チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

ソウル旅行記 3日目

2006-05-23 23:45:27 | 旅行
3日目、くもり。今日の朝食はシンソンソロンタンでソロンタンを食す。ソロンタンは牛骨でとった白濁スープをごはんにかけたもの。コラーゲンたっぷりでお肌によろしいらしい。ここでは、初めてカクテキ(大根キムチ)がでてきた。白菜キムチもたっぷり。こんなに食べられるかしらん、と思っていたのだけれど、ソルロンタンが予想よりあっさりしていて、キムチと一緒に食べるとおいしくて全部たいらげてしまった。

店からすぐ近くの明洞聖堂(教会)に行く。ここは「冬のソナタ」の舞台だったらしく早朝にもかかわらず、日本人がすでに写真撮影していた。韓国はキリスト教信者が多く朝から礼拝に訪れている人がいるなか、静かに教会内を見学。

そこからちょっと歩いて地下鉄に乗り、世界遺産の昌徳宮へ。ここは1405年造営の宮殿。で~た~、1592年文禄の役、秀吉による朝鮮出兵により焼失している。韓国には多くの文化的建物が2回の朝鮮出兵により焼かれている。いくら400年以上前のこととはいえ、各地にそういった足跡がでてくると、秀吉は好きにはなれない。

ここは韓国語、日本語、英語、中国語など時間によって案内人がついての見学。日本語は朝9時半から5回ほどあるらしい。9時半の回は団体さまも含めて2班に別れた。少なく見積もっても1班150人ぐらい。昌徳宮は池があり建物ばかりでなく庭園も楽しめるため人気がある。平日で2000人、休日は1万人もの見学客でにぎわうらしい。

見学後、徒歩で再度、仁寺洞に行き、喫茶店に入る。伝統茶専門店で有名だが、私がコーヒーを飲みたかったのため伝統茶も扱う普通の喫茶店に入ってみる。お菓子とともにコーヒーと友人の頼んだ韓国風甘酒がでてきた。甘酒は白くにごってなく、透明でコメの粒が浮いていて、お酒臭さはない。お菓子もおいしかった。

いよいよ今回のメインイベント、カンジャンケン(渡り蟹の醤油漬け)を食べに江南地区へ地下鉄にて移動。ソウルナビとうサイトの地図を頼りに歩いてみるけれど、なかなかたどりつけない。途方にくれたところでひとりの男性が「プロカンジャンケン?(店名)」と私たちの持っていた地図を指して聞いてきた。うなずくとこっちこっちとばかりにすたすたと先導して連れて行ってくれた。どうやらお店のスタッフでちょうど仕事を終えて帰ろうとしたところに、地図を持った私たちにでくわしてしまったらしい。この店は24時間営業のため、彼は昼過ぎに仕事を終えたらしい。偶然降りてきてくれた天使。

お店は昼過ぎのため、地元の人が数人。このあたりはカンジャンケンの店が集中しているが、日本人にはこの店、プロカンジャンケンが有名。カンジャンケン-5万ウォン、蒸し渡り蟹-6万ウォン、ごはんひとり分-1千ウォンX2、合計11万2千ウォン、日本円で13,440円。初めてひとり1000円の壁を破った。ただしこの1回きりである。

カンジャンケン(写真)は、生の蟹だが醤油付けで味がしみこんでいて蟹肉の甘味が引き立つ。私たちはアルコールを飲まないのだが、ビールには最高だと思われる。ごはんと蟹肉、蟹みそを甲羅に入れ混ぜて食べると最高! 次に蒸し蟹これはまた甘味がすごい。身もたくさん入っているし、みそも蒸されるとまた違った味でおいしい。無言で食すこと数十分。お腹がいっぱいになるまでしゃぶりつくしたが、量が多すぎて少々残した、あ~もったいな。店の前で写真を撮ってもらって、地下鉄にて、第二のイベント、汗蒸幕(サウナ)に移動。

またまた、ソウルナビで取り出した地図を片手に探していたが、やっぱり見つからない。もう~この地図あてにならないと言ってみたものの今回は天使は降りてこなかった。しかたがないので、別の地図で位置を確認してぐるぐる廻っているうちに永東汗蒸幕に到着。

「1度も来たこともなく、予約もしないのによくこられましたね、わかりづらい場所なのに」普通は電話して駅まで向かえにきてもらうらしい。着替えてとっても暑い洞窟サウナの中に麻袋をかぶってはいる。ほんの2-3分でギブアップ。出てきてお茶を一杯。その後、塩袋という洞窟で温めた袋を体に乗せて頭のマッサージ。再度洞窟サウナにはいり今回は4-5分は我慢できたと思う。出てきて水を飲み、高麗人参風呂へ。ここではひとりにひとりおばちゃんがついて世話してくれる。おばちゃんたちはいきなり黒いビキニ姿となり、私たちの体を洗ってくれたり、人参風呂と冷水と交互に入れと指示したり、アカスリしたり、マッサージをしてくれたりする。出るときはタオルで体まで拭いてくれて、まるであかちゃんになった気分。おばちゃんたちの日本語は「大丈夫?」「いたい?」その程度であとはジェスチャー。受付の人(日本語ができる人)がコース等をすべておばちゃんたちに説明済みのようだ。

これでお風呂は終了し、サービスの食事を5時ごろに食べる。さっきあんなに食べたのにお風呂のせいか小腹がすいている。チジミ、惣菜がでて最後に小豆かき氷がでて終了。帰りは明洞まで車で送ってくれた(希望者には往復送迎あり)。

新世界百貨店、ロッテ百貨店、明洞地下街など散策してホテルに戻る。いよいよ明日は最終日、荷造りして就寝。


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2 コメント

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おはようございます (mie)
2006-05-24 06:41:08
ソロンタンとカンジャンケン(渡り蟹の醤油漬け)、、、と~ってもおいしそうです。。

もう、チョコな奴さんたら、実況お上手ですね。。

食いしん坊の私の血が騒いでます!!



サウナもとっても気持ちよさそうですね~。

でも、私は結構サウナ、長く入っていられないので、一分ぐらいでギブアップかもしれません。
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おいしいソウル (チョコな奴)
2006-05-24 07:27:32
mieさん、おはようございます。



ほんとうに毎日おいしくて、韓国のリピーターになってしまう人の気持ちがよ~くわかりました。今でも思い出すといろんな味が想像できて楽しめてしまうほどです。
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