チョコな奴

チョコはチョコでも卵巣チョコレート嚢胞から命名。すっかり体調も戻りブログに趣味のことなど書きたくなってきた今日この頃…

着付け教室6回目、8回目

2006-04-30 02:20:11 | きもの
すでに8回目まで終了してしまった着付け教室。名古屋帯は来週で終了。なのになのにぜんぜんわからない。そして体調不良から7回目は休んでしまった。そんなわけで、6回目、8回目まとめて記録。

6回目

体型補正である。きものという平面的な布を体に巻きつける。ラムネビンを想像してください。平面的な布を巻きつけた場合、凹んでいる部分の布は必然的に皺がよる。ラムネビンの凹んだ部分に柔らかな素材のものを凹みがなくなるように巻きつけて布を巻くとそこには皺がよらない。実際に帯を巻くということになると着崩れもしないようである。

実際の体には専用の補整パットを結ぶのが便利でいいようであるが、教科書にはタオルで簡易的に凹みをなくす方法が記載してあった。とりあえずタオルで対応。冷え性の私にはぴったりなんだけど、タオルだとなんとなくお腹がもそもそした感じになる。先生にやってもらう分には問題ないんだけど自分でやる場合にはタオルをきちんと自分の形にしてマジックテープでもつけたほうがよいだろう。

その後は、先週、仮紐までの名古屋帯結びを最後までやっていみる。ぜんぜん覚えていない。。。手取り足取り結んでもらうとなんとかできるんだけど。自分ひとりでやるのは今は不可能と悟る。なんとかコツみないなものだけでも記憶しようと思うんだけど、40代の新しい記憶はあっというまに消去されてしまう。う~ん、あとは自主練しかないですね・・・

8回目

1週空いての名古屋帯。今日は最初にきものの種類の説明があった。染めのきものの基礎知識。その後、またまた名古屋帯の練習をするべく、補整をして、襦袢をきて、きものを着て、やっとやっと帯を結ぶ。やっぱりぜんぜん覚えていない。

ひょえ~、これではいつになっても結べないような気がしてきた。先生は大丈夫、大丈夫を繰り返される。ぜんぜん大丈夫ではないんだけど・・・本当に不器用な私・・・振り替えで来ていた生徒さんはすでに袋帯まで行っているらしくとても綺麗に結べている。これは運動神経の問題なんだろうか?あるいは踊りのようにつぎつぎと手順を体で覚えている能力がかけているんだろうか???

そういえば先日、銀座松屋のきもの展示の会場で、美○流着付け教室のデモが目に焼きついて消えない。美○流は前結び帯の着付けだ。特殊な帯板を使って、前で帯を結びくるっと後ろに回すのだ。これだったら、手の感覚というあいまいなものを信用せずに、目で見て判断できる。半幅帯と同じ感覚で結べるのだ。まあ、基本は前でも後ろでも結ぶ器用さというのが大切なのだけど、見えないということは綺麗に仕上げるのは私の場合は不可能に近いように感じていた。これは一考の価値ありだ。難点は特殊な道具が他にもたくさんあり、着付け教室に入る場合には月謝のほかに、これらの道具代がかかる。帯結びの説明ビデオもあるようなので、このビデオと帯板のみを購入する方法もある。とりあえず今の教室が終了して、母の特訓を受けてもできなかったら考えることにする。

着付け教室5回目

2006-04-10 23:03:11 | きもの
いよいよ5回目、名古屋帯にはいる。今日はひとりお休みだったのだが、2人振り替えの生徒さんがいて、先生2人、生徒2人でちょうどよいバランス?

まずは教本で確認。ぜんぜんわからない・・・ということですぐに実習。まずは名古屋帯のたたみかた。たたむということはきもののたたみかたのようにしまう時に使うのかと思ったら、帯を結ぶ前に仮にたたんでおくものだった。そして帯板、仮紐、帯枕、帯揚げ、帯締めの準備。

帯とは結ぶものだと思っていたのだけど、なんか挟むという感じ。これで締まっているのかちょっと不安だけれど、最後の帯揚げもあるしきっと大丈夫なんでしょう。

帯板を入れて体をぐるぐる回して、帯を2巻きする。その時に「矢の葉」にならないように、帯の輪の部分をひきながら締めると教本にも書いてあるし、先生も説明した。この「矢の葉」がわからない。いったい何なんだろうかとネット辞書で見たけれど、ぜんぜんでてこない。「矢羽」だったらわかるんだけど。。。

この仮紐(変わり帯用で真ん中の部分が3重のゴムになっている)はぜひ購入してくださいとのこと。1,890円也。母に相談すると、不器用な私の場合は買っておけば~とつれないお返事。

次回は補正とまた名古屋帯の復習である。ほんとうに結べるようになるんだろうか???

着付け教室4回目

2006-04-05 21:16:38 | きもの
桜もいよいよ終盤。第4回目の教室は、3月末だったのだけれど、外はまだ3分咲きだったのに、教室の中の先生のお着物は満開の桜だった。

いつものように教室では夕方なのに「おはようございます」の挨拶。いつまでたっても馴染めないこの挨拶。今日は半幅帯2回目と帯揚げ帯締めの練習。まずは襦袢を着てきものを着る。いつまでたっても手順がわからない。まるで日本舞踊のように手が右左と移っていく。もっとも有効かつ効果的な方法なんだろうけど、あそこまで細かなことを完璧にこなすにはちと年をとりすぎていて、すぐに忘却のかなたへ・・・

なんとかかんとかきものをきて、いよいよ帯。今日は男結びという結び方。半幅帯のよいところは前で結んで後ろにきゅっと回すところ。これならできそうな気がするんだけど。男結びは貝ノ口という結び方と似ているけど違うようだ。2回練習のあと、半幅帯の上に枕と帯揚げをして、さらに帯締めもしてしまう。要はただの練習なのだ。私の苦手な結びばかり。帯揚げをふっくら結ぶ←ぜんぜんできない。次は帯締め←やっぱりできない。若い2人の生徒さんは1度聞いただけでさっと覚えてしまうようだ。が~ん、ぜんぜん頭が働かない。もしかしたら任天堂DSより脳にいいかも?3回ぐらい手取り、足取り教えてもらったのにやっぱりわからなかった。時間切れで終了。

来週からはいよいよ名古屋帯になるらしい。紐すら結べないのにいいのかしらん???とりあえず週末、母に特訓してもらおう。

花見の後の草履の下見

2006-04-01 23:32:56 | きもの
関東では、ソメイヨシノが満開。明日は雨との予報から、みな今日のお出かけとななったらしい。ご多分に漏れず私も新宿御苑にお花見に。

新宿御苑駅にて待ち合わせ。すでに狭い改札は人でいっぱい。外にでると今度はお弁当やさんでいっぱい。こういう風景はどこかで経験したよな~と脳をぐるぐる回してみると、遠い昔、神宮球場に行くの前「外苑前」の狭い改札を抜けると弁当屋の嵐だった。

さて、大木戸門に向かっているが相当な人出。案の定入り口のチケット売り場ではディズニーランド並みの人だかりだった。(入場料200円)

なんとか中に入ってみると人は多いものの、のんびりと歩くことは可能だ。芝生に座れないということもない。上野公園のような酔っ払いはいないし、場所取りなんてしなくてもよい。お堀端のように座るところもなく延々と行進する必要もない。70代とおぼしき女性が「いろいろ行きましたけどね、私はここが一番すきだわ~」思わず「私も~」と話の輪に入ってしまいそうだった。

花見&散歩も終了し、簡単な昼食後、無理やり友人をデパート呉服屋さんめぐりを付き合わせる。まずは「伊勢丹」一応老舗らしく呉服売り場は若者向けの安くて気軽に見ることができるコーナーと、畳がしいてあり和服の店員さんがたくさん待ち構えているコーナーに別れているようだ。私の今回の下見の目的は「草履」。ここは草履専門店はなくてちょっと期待はずれ。

次はターゲットを中高年女性に絞っている京王百貨店。エレベーターを降りるといきなり草履、下駄の店が3店舗はいっていた。お目当ての四谷三栄さんを見てみる。安いものはどこの店でみてもあんまり変わらないように見える。夏らしい畳表を見てみるとセールでちょっとお安くなっていた。(それでもとても高いんだけど)隣にとても履きやすそうなエナメルの草履の台があった。「真綿草履」と書いてある。台に綿が敷いてあり、スニーカーで言うと「エアー」が入っているようにふかふかだ。こ、これだ、私の探していたのは・・・鼻緒のすげてあるほうの真綿草履を見せてもらうと、な、ななんとお値段「36、750円」が~ん、普段履いている靴なんてバーゲンばかりで1万円ぐらいなのに~。というかほとんどスニーカーで通っているからスニーカーはアウトレットで5000円ぐらいなのに~。「今日は見るだけ」と呪文をとなえながら見ていたので、潔く撤収。

まだ、帯すら結べない素人さん。もうしばらくきもの状況を勉強してから購入することにしよう。

着付け教室3回目

2006-03-30 20:40:29 | きもの
すでに4回目も終わってしまった。なのにブログは3回目。トホホ

教室での挨拶は今日も「おはようございます」先生と弟子先生がいらっしゃった。先生のお話によるとどうやら若い2人の生徒さんもお休みらしい。先週も先生2人、生徒2人のマンツーマン体制だったのに、今日は先生2人生徒ひとり・・・まあ、人並み以下に不器用な私にとってはありがたき幸せなんだけど、先生に申し訳ないなぁ。

今日の課題は半幅帯での文庫結び。もうこの年齢になると文庫も結ばないよな~とは思うんだけど、基本中の基本だからとりあえず教わっておこう。前回同様、襦袢を着る。なんとかここまではできた。その後、きものを着る。きものを肩にかけたところからもうすでに頭まっさら。背中心を合わせてきものを履くようにあわせて脇で抑える。きものが大きすぎるのかうまく押さえられない。それから苦手な紐で結ぶ。そろそろこれも覚えてもいい頃なのに、やっぱり忘れてしまう。

きもので腰紐は命!(ゴルゴ松本) きちんと結ばないとあとで着崩れの原因になるそうな。他のところも手取り足取り教えていただいて何とか伊達締めまで終了。

いよいよ半幅帯をとりだし文庫結びに挑戦。お太鼓と違って前で結ぶので予想よりはるかに簡単。練習するうちにそれなりに結べるようになった。弟子先生も文庫結びは1年ぶりだそうで、いっしょに教わる。帯の折り方でリボンの部分が1枚から2枚になったり、リボンの折り方で印象も変わる。なんといっても先生2人に生徒ひとり、時間より早く終わって終了。

来週からクラスがなくなったらどうしようかと心配しながら帰宅。次は男結びとう名前だけど、男性用ではないらしい。

着付け教室2回目

2006-03-25 12:12:45 | きもの
前回、書いた「七緒」のVol.1がプレジデント社で、重版されたので早速申し込んだ。オークションでは、おおよそ倍額にまでなっていたので、もっと早くと重版してもよかったんじゃないかと思うけど、それもストラテジーなのかもしれない。

記事のひとつに着付け教室のコーナーがあった。もっと大手がたくさん載っているのかと思ったら、呉服屋さんの着付け教室、踊りの着付けなどが多かった。学校形式の着付け教室は私の通うところのみ。やっぱり群を抜いて安い。

さて、記憶も遠くなってきたので着付け教室2回目のことを書こうと思う。

教室についてみると「おはようございます」との先生の元気な声。芸能界といっしょで夜でも「おはようございます」なんだそうだ。見知らぬ先生がいた。先生見習いだそうで、お手伝いしてくださるそう。今日は襦袢の着方。まず肌襦袢、本当の意味での下着である。セパレート(二部式)とスリップ式がある。スリップ式を持っていったので、ただかぶるだけ。お稽古では二部式を覚えたほうがいいらしい。

その上に美容衿をつけた長襦袢。まずは、襦袢の持ち方から女らしいいく肩にかける。ほ~、なるほどとっても女らしい。でも自分でするのは、ちと恥ずかしい。なぜだか「梅沢富美雄」の女形を思い出した。そうだ「梅沢富美雄」になったつもりなら恥ずかしくないかも・・・

背中のびらびらに紐を通して、衣文(えもん)を抜く。こんなに抜いちゃって、芸者さんじゃんと思うのだけれど、普通らしい。CMの小雪のきもの姿もけっこう衣文が抜けていたからこんなものなのかもしれない。その上に伊達巻をして終了。

先生2人、生徒2人、マンツーマンなので時間が余ってしまったので、きものまで着てみることにする。きものの衿の中心にホックがあるので留める。襦袢同様、富美雄風に肩からきものを羽織る。まるで踊りを習っているように、右手、左手、脇など体を駆使して着付ける。先生が手取り、足取り教えてくださるが、行動の意味がわからないと頭にはいらないたちなので、その日は消化不良状態だった。苦手な紐の結びも何度教わってもわからない。は~先が思いやられる。

もうひとりの生徒、女子大生生徒さんのきもの姿はとってもきれい。やっぱり若いっていいわ~。私は予想どうり、仲居さんになっていた。

3回目は本来はきものの着方と半幅帯で文庫を結ぶところだけど、もうきものは着てしまったので、余裕があるそうだ。楽しみである。

七緒

2006-03-19 12:59:55 | きもの
着付け教室のことを書こうと思ったけれど、Amazonに注文していた「七緒」Vol.2 からVol.5(最新刊)までが届いたので、そのことをちょっと書こうと思う。(Vol.1は、出版社でも売り切れだった)

きものというと、いろいろな決まりごとがあって、素人にはなかなか難しいものだ。今から半世紀前であれば、きもの率は今より格段に高かったらしい。私が子供の頃ですら、おばあちゃん世代は真夏の暑いときはともかく、3シーズンはきもの姿の人が多かった。ところが今の60代、70代のご婦人たちから、きものはハレの日の衣装に変わってきたようだ。

この七緒は創刊号が手に入らなかったので厳密なコンセプトはわからないが、雑誌のタイトルにあるように「着物からはじまる暮らし」、普段使いにきものを着ること。花火大会の浴衣が爆発的なブームとなった今、女の子たちはファッションに「和」を取り込みはじめ、その後、独自のきものファッションを楽しむ女の子たちも増えてきた。

今までの着物雑誌といえば、40代、50代のハイソな奥様ターゲットの「美しいきもの」「きものサロン」など、庶民は、一生にほんの数度、袖を通すことができるかどうかという、高価なきものがズラリ。モデルさんの着付け姿は皺ひとつない。こんな風に着なくちゃいけないんだったら、普段のお出かけにきものというのは、不可能ではないかとみんなの足が遠のいてしまったのが一時期の衰退だったのだろう。

その後の浴衣、「和」ブームで若いお姉さんたちが独自の世界をつくりだしたりして、大人も普段に着るきかっけを作ってくれたように感じる。

群ようこさんの「きもの365日」「きものが欲しい」を読んでみた。きもの好きである群ようこさんでも「きもの365日」の企画でできる限りきもので過ごそうとすると、ものすごい努力がいるのだと知り、やっぱりハレの日にしか着なくなった日本人の気持ちがよくわかった。群さんのように普段使いのきものを気軽なお出かけに着られるように、これからちょっと努力してみようと思う。

Vol.5では、きもののお手入れ法が費用とともにていねいに書かれている。こういうものがほしかったんだよ~、と思わず叫びたくなる。今まできものの先輩に聞かないとわからなかったことが書かれている。まだ、きものを普段に着ない私のようなものにも、その心構えができてとてもよい企画だと思う。これからは3ヶ月に1回の発刊がとても楽しみだ。

着付け教室1回目

2006-03-17 20:56:47 | きもの
柄にもなく、2月末から着付け教室に通い始めた。成人式以来、旅館の浴衣ぐらいしか着たことがなくて、20代前半に母が仕立ててくれた3枚の着物は1度も袖を通さずに箪笥の肥やしになっていた。最初に作ったほうがいいと言われていた色無地のひとつ紋は鮮やかなピンクで40代の私には当然似合わなくなったので、染め替えをしてもらった。これでぜんぜん袖を通さなかったら、母に殺される。和裁はともかくせめて着付けぐらいできるようになろうと思ったのだ。

仕事帰りに行きたかったので、必然的に場所が決まってくる。最初に申し込みしたところは申込者ひとりということで、別の場所になった。キャンペーン中で教科書代込みで、4ヶ月1万円とちょっと。そそくさと仕事を終えて出かけてみると、参加者は3人。4ヶ月16回で3人で3万円ちょっとである。こんなんで商売になるんだろうか??? 

ちょうど申し込みしようと思った頃に、しきりにTVで無料着付け教室のCMが流れていた。インターネットでとても評判が悪かった。勉強会と称して、きもの、帯を売りつけられるらしい。その金額がどう考えても高級呉服店の値段だそうだ。やっぱりタダほど高いものはないんだよね~と、たとえ1万円でも支払うんだから、万一売りつけられても、ピシっとお断りしようとそちらにした。

第1回目、教室に行くと生徒は3人に先生1人。ひとりは大学生、もうひとりは社会人1年目らしい。どうみても先生に年齢が近いおばさんの私。1回目はきものの基礎知識。きものの各部の名称、下着類の説明など。母が用意してくれた下着類を出していると先生がいろいろ助言してくださる。

長襦袢を持っていったのだけど、襦袢の衿には美容衿をいうのをつけたほうがいいといわれた。襦袢の衿の背中心に、少し硬い衿と凧揚げの時のびらびらしたもののようなものをくっつける。幅15cmぐらい、長さ80cmぐらいだろうか、衿を縫い付けて、腰についた紐とそのびらびらに引っ掛けて、えもんを抜くんだそうだ。

昔、渡辺淳一原作のドラマで和服姿の女性が、いわゆる濡れ場できものを脱ぐと、目にもあざやかな色っぽい襦袢姿が記憶に残っていた。これぞ女の色気なんだろうなぁ、と感心したんだけど、このびらびらがついていたら、ぜんぜん色っぽくないじゃないか~。まあ、そういう場面で脱ぐこともないだろうけど・・・

説明の後は、紐の結び方の練習。2種類あるんだけど、どちらもよくわからなかった。昨年はスポーツクラブでフリークライミングの真似事をやっていた。そのときにも、ただウェストにかける結び方もぜんぜん覚えられず、毎回インストラクターに聞いていた。なにしろ不器用が歩いているみたいだから・・・トホホ状態である。

生徒3人というのは極端に少ないらしい。予定より早く終り、あとの2人は下着類は貸し出しはないので、次回の準備のためいろいろ質問していた。なんとなく気疲れしたので、とっととお先に失礼した。

すでに3回目が終了しているんだけど、週末にでもアップしたいと思う。