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ハヤカワ文庫50周年 その4

2020年05月11日 | 雑日
「酸素男爵」は出た当時、「窒素公爵とか炭素子爵とかが出てくるのか」と
誉められているのかどうか、分からない評を書かれていたような記憶があります。
表紙は中田雅喜(意外)。
「スターシップと俳句」もやっぱり書評で
「『禅とロボット』『タイムマシンと生け花』なんてのもアリじゃないか」とも書かれてましたね。
スチャリトクルはポストサイバーパンクの一人とか言われていたような記憶もありますが、
今どうしているのかなあ。
ジャック・ウォマックも翻訳が途絶えた一人。次を出す人はいないものか。
「オー・マスター・キャリバン!」は全部忘れているけど、どこかひっかかる作品でという記憶が。
「火星夜想曲」は傑作だと思うんだけど。
そしてこういった短編集も出ていました。
なかでは「追憶売ります」が好きです。
ディック、ゼラズニイ、ボブ・ショウ、ラファティ、デヴィッドスンらの作品が目白おし。
ゼラズニイは「十二月の鍵」「フロストとベータ」の2作が入っているのがいい。
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