ロバート・ダウニー.jr主演のホームズ映画が意外に好評です。
アクションにホラー、アイリーネ・アドラーが美貌の女賊って、
もう原作から遠く8マイルは離れてんじゃないですか。
共通点はヤク中毒だけ、って感じです。
それでも、観にいきますよ。ホームズですから。
光文社文庫から、日本人によるホームズパスティーシュ集
「シャーロック・ホームズに愛をこめて」が出ましたが、
大きな声ではいえませんが、あま . . . 本文を読む
面白くなかったわけじゃないのですが、
リアルで重い設定と展開に、
「ミステリ」というジャンルの持つ幅を実感したわけです。
「コンテンポラリーな本格もの」の標準作、
というのが個人的な感想です。
「コンテンポラリーな本格もの」の中には、
ハードボイルド、警察小説、心理小説、アクション小説、
もちろん謎解き小説などのエッセンスと、
メインストリームの小説技法などがうまく取り込まれていて、
小説の完成 . . . 本文を読む