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エラリー・クイーン「ローマ帽子の謎」

2013年10月11日 | Eクイーン
創元と角川で新訳が出ていたので . . . 本文を読む
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エラリー・クイーン論

2010年10月10日 | Eクイーン
クイーンにたいしての愛情あふれる文章に圧倒されます。 が、引き合いにだされるクリスティ、カー、横溝正史にはキビシイですね。 カーにいたっては「トリック自慢」とまで言われて。 カーの「三つの棺」の密室講義にたいする認識だけは改めていただきたいですね。 けっしてただの「トリック自慢」ではなく、重要なミスディレクションであり、 「三つの棺」を支える一番大きな「トリック」だと思うのですが。 フェル博士が . . . 本文を読む
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「盤面の敵」と「人間以上」

2010年03月22日 | Eクイーン
クイーンファンのあいだでは、 フレデリック・ダネイの梗概をもとに シオドア・スタージョンが「盤面の敵」を書いた、ということになっています。 スタージョンといえば「人間以上」ほか数々の短編を書いたSF作家です。 なぜクイーン(ダネイ)は、ミステリ作家ではなく、SF作家のスタージョンを選んだのか。 これが、エイブラム・デヴィッドスンならば、同じユダヤ教徒というつながりも考えられます だからデヴィッ . . . 本文を読む
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クイーン談話室 「盤面の敵」

2010年03月20日 | Eクイーン
ポケミスのクイーン(後期作品)にはけっこう特別な思い入れがあって、 いまではめったに手をとらないけれど、たまに開くと高校生になった気分です。 ところで、後期クイーンの作品群の中でも傑作の部類に入ると思うのですが、 「盤面の敵」(『The Player On the Other Side』1963)という作品があります。 ある一族をめぐる連続殺人ものですが、「ヨーク一族」という名前から 同じクイー . . . 本文を読む
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クイーン談話室

2010年03月19日 | Eクイーン
E・クイーンのことをちょっと思い出したので。 ハヤカワミステリ文庫が出るまでは、 クイーンの後期の作品はポケミスで探すしかありませんでした。 「ダブル・ダブル」「十日間の不思議」「悪の起源」「最後の一撃」「盤面の敵」 「最後の女」「緋文字」「三角形の第四辺」「心地良く秘密めいた場所」などなど。 中には、こんな話もクイーンが書いたの?と思うような作品もありました。 「孤独の島」「二百万ドルの死 . . . 本文を読む
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