あかつき屋６

今日は予定があり、静岡へ。

まちはすっかりクリスマスモードですね。

 

ということで、ラーメンモード（笑）

向かったのは「あかつき屋」です。

早速お店に行くと、すでに行列ができています。

相変わらず、昼間は混んでいるようですね。

これまた相変わらず５分ほど遅れて、開店

食券販売機を見るとありましたよ～。

久しぶりの限定麺。

「あっさり新味　～インスパイアード　by　麺屋才蔵～　才蔵店主非公認」

ということで、いわゆる才蔵のラーメンを意識したラーメンのようです。

これはちょっと面白そうですね

 

食券をホールの子に渡し、お水を持って席へ。

しばらくすると満席になりました。

スタッフは４人で、配置は良い感じにできています。

ただ、雰囲気が…

このお店はいつも感じますが、元気がないんですよねえ。

ジョンレノン云々というのがあってかもしれませんが、お客さんがしゃべらないと静か～になりそうな雰囲気。

職人系といえばそれまでですが、ご主人たちに疲れた感じが出ていて、ラーメン店にパワーをもらいに行くのが、逆に吸い取られる感じです

お店へお客さんが入るとき、食券を渡して入店するとき、なぜみんな揃って挨拶しないんだろう

まあ、やはりこの時期は特別なのかもしれないので…。

かかっている音楽もジョンレノンだしね。

あえて、そんな雰囲気でやっているのかもしれません。

 

 

メニューは基本的にこんな感じ。

順番に注文をこなしてきます。

客層もバラバラというか、初老の常連風も多いですね

とくにつけめんは麺の量を増やせるからか人気のようです。

さて、自分のものが来ましたよ～。

 

おお、これは才蔵チックですねえ。

まずはスープを一口。

一口飲んだ感じ的にはたしかに才蔵風、確かに上手く作ってありますね。

美味しいです

ただ、インスパイアーということで、そっくりな訳ではありません。やはりこのお店の「あっさり」がベースということもあり、食べていくと違いを感じます。

スープは魚介香るスープで奥の方から煮干しの強さがじんわりと来ています。ここが違うかなあ。

表面に揚げねぎとニンニクを使って、鶏油も入っているので、このあたりが才蔵風をだしているところ。

全体的には才蔵はもう少しスープの生姜が効いていて、素材のバランスを重視した作りなので、食べてみるとやはり「あかつき屋」のあっさりに近い感じです

インスパイアーということでそっくりなものを作っているわけではないので、ご主人の狙いどおりの仕上がりではないでしょうか。

 

麺は加水率高めのつるんとした細麺。

やや柔らかめのほうが合う麺ですね。

具はチャーシュー、ねぎ、海苔、メンマ、ほうれん草。

やはりこのお店らしさが出ていて、チャーシューなどはあかつき屋の味、柔らかいです。

 

全体的には、「あ～、ここのラーメンを変えて、こんな合わせ方もあったんだあ。」という感じの仕上がりで、面白いというかよくできている味でした。

美味しかったです。

才蔵のラーメンをあまり意識しないで食べた方が良いかもしれませんね