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ペルー・ボリビアから帰国しました。旅の模様を写真と一緒にアップしてます。
●◆最新更新日→2009年4月22日◆●

ボリビアで最後のクリスマス

2008年12月29日 | ボリビアの文化・食べ物・伝統など
(12月24日の日記)

ボリビアのクリスマスでのプレゼントは、ほぼ100%「子ども」のためにだけあると言っていい。

日本の、例えばカップルや家族や友人同士で交換、といった感じは無い。


この日は夜に、いつもお世話になっているペルー人家族の家に招待されていたので、夜に一緒に行く予定のペルー人の友達らに、お昼にプレゼントの買い物に付き合わされた。 

まるで年末のアメ横みたいな大・大・大混雑の市場。
「もっと前日に用意しとけ!」と言いたくなるような数のボリビア人。

こんな南米一の最貧国で・・・と言ったら失礼だけれど、それこそ日々大きな買い物も豪華な食事もしないであろう一般的な人々が、バカみたくでかくて高価なおもちゃや人形を買っていく。

自分は特に興味もなかったし早く帰りたかったので、そこらにあった30ボリビアーノス(450円)の魚つりおもちゃセットを購入。
一緒にいたペルー人の友人は、150ボリビアーノス(2300円位)もするしゃべる人形を購入。

その他にもいろいろ買ったりしてる友人に、こんな高価なものばかり買ってるこいつに勝手に腹が立ち、なんでこんな当日にあたふたしてんだとムカつき、お腹も減っていたので、自分はだんだんストレスがたまり、不機嫌だった。

「アコ、怒ってるの?」
という問いに

「怒ってないよ!(怒)」
と超無愛想な回答。

今思えばとっても心が狭いわたし。


夕方、どうせすぐには始まらないだろうと予想し、他の隊員仲間と時間を潰させてもらってから、「6時に来て」と言われていたところを夜10時にこのペルー人家族の家へ。

予想的中。パーティは始まっていなかったどころか、料理もまだ出来上がっていなかった。




プレゼントを前にはしゃぎまくりのモイラちゃん5才。


散々たわいもないおしゃべりをした後、0時ちょうど、今日の一番のクライマックスである、イエス誕生の再現シーン人形(ナシミエントという)の中に、イエスの赤ちゃん人形を載せる。そしてみんなでお祈り。




いつも親切にしてくれるエドガー家族。
日本に家族みんな3年間いたから、とっても親日的。




夜中1時に、七面鳥を喰らう。
有難いんだけど、胃がもたれるっつーの・・・。




夜中にそっとサンタクロースがプレゼントを枕元に・・・・というのは、アメリカや日本だけみたい。
ここボリビアでは夜中0時にビリビリとプレゼントが大公開される。
なので、ここボリビアではサンタクロースの影が薄い。




日中あんなにイライラしていた未熟者のワタシでしたが、アットホームな雰囲気に癒され、これでボリビア最後のクリスマスを無事終えることが出来たのでありました。

最後の最後まで、まったくと言っていいほど「クリスマス」の実感が全然なかった。

来年は、日本でホワイトクリスマスを過ごしてみたいな~☆

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