社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

大切なものは目に見えないんだよ・・・

2011-11-06 00:55:50 | 劇団
先日、青山円形劇場で「星の王子様」を観てきました。
私が所属する劇団の講師をされている俳優御兄弟が出演されていることが
観劇のきっかけとなりました。
柳瀬大輔さん(元劇団四季所属・歌と演技指導)柳瀬亮輔さん
(数々の舞台を踏まれていてタップダンスの先生)が作家と飛行士の役で出演。

青山・・・思い出がたくさん詰まっている地です。
特に青山円形劇場は私が昔、所属していた劇団で公演をしたことがあります。
けれど、私は出演することがありませんでした。
膝の前十字靭帯を切ったことによる再建術の手術を施して間もなかった私は
公演中、裏方としてせっせとこの劇場に通っていたのです。
ちなみにおっとちゃんとの結婚披露宴も青山でした・・・

昔、子供のころに「星の王子様」を読んだっきりの私は、
今回の公演を観る前にもう一度読み直してみました。
大人になるにつれ、たくさんのことを忘れてきたことを思い出して、
涙がぽろぽろこぼれます。けして悲しいシーンではないのに。

観劇前からそんなふうに思い入れのある「星の王子様」だから
舞台が始まってから、いろんな思いで感慨深くいた私は、
柳瀬御兄弟の素敵な演技を観ては涙が出てくるし、自身の環境や課題、
これからの自分、を作品と照らし合わせてしまったり。
お芝居を封印して、ニ度とこの環境に身を置くなどと夢にも思っていなかったので、
何故私はここにいるのだろうと、実はとても困惑していました。
俳優さんたちを照らすスポットライトだけが
唯一真っ暗な劇場を照らす明かりとなっている中、
不思議な気持ちでいっぱいでした。これって、もしかしたら夢なのかな・・・
私はいったいどこへ向かっているのだろうか。
ひそかに決断するのでした・・・

70年前にかかれ、世界のベストセラーである原作に
歌と踊りでメリハリのあるミュージカルで、あっという間の2時間半でした。
大切なものは目に見えないんだよ・・・
大人になるにつれ、忙しさや社会から身を守るために
心の奥にしまいこんでしまった感覚、真実を見つけ出す能力・・・

田舎行きの帰りの列車では、ずっと神聖な気持ちを抱き、家路に向かいました。

本日6日が千秋楽です。お時間がある方は是非ご覧ください。

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もうひとつの人生

2011-10-26 23:31:54 | 劇団
またまたの3ヵ月ご無沙汰ブログです。

いろいろありまして・・・・

毎度同じセリフを書いていますが、
今回は自身が思いもよらない出来事に展開していった3ヵ月でありました。
といっても、勿論それを決めているのは自分なんですけどね。

なんとまあ、この度、再び役者復帰することになりました。
(かなり一大決心です。)

復帰なんて考えてもいなかったのですが、どうやらパンドラの箱を
開けてしまったみたいです。
私のブログをご覧頂いて下さった方々がご存じのとおり、
お芝居の世界から足を洗う(笑)時も相当の決心で、
以来、お芝居に封印して参りました。
ようやく最近になってじゅ縛から解放されたように
勝手気ままに楽しんでいたところです。

プロ劇団の第一期生のオーディション募集があったのは知っていたのですが、
私とは関係のないことと思っていました・・・
ところが、オーディションの締め切りが近づくにつれ、
これを逃したら、絶対後悔するような気がしてきてなりませんでした。
仕事上のタイミングと、そして私のよく当たる直感など、様々な条件が重なり、
オーデションを臨むこととなりました。

退団後は、時々TVや雑誌のお仕事をさせて頂いておりましたが
何しろ舞台は二十年のブランクがあります。
恥をかくつもりで受けたオーディションも幸い合格し、
只今レッスンが始まったところです・・・
これまた、ドラマがいっぱい・・・後のちご報告致しま~す。

つらつらとい書いて参りましたが、生業は社長業です。
その辺は何も変わりはありませんから、今後も変わりなく邁進して
参ります。

お芝居のブログを近いうち開設予定です。
 
久しびりのブログ、お付き合い下さいましてありがとうございました!

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王将の思い出

2008-10-04 16:25:59 | 劇団
今日は「王将」にてランチ。
王将というといつも思い出すのは劇団の先輩。

今でこそ関東にも店舗を繰り広げている王将ですが、私がお芝居にどっぷりの当時は関東ではあまり聞きなれない名前でした。
劇団員の出身地はばらばらで北海道から九州までの役者スッタフが一同に揃っていましたが、
全国公演で大阪に行く時はその先輩がいつも先頭に立って「大阪に行ったら王将だ」と必ず公演班全員で訪れるお店でした。
このお店に入るとつい昨日の出来事のように思い出します。

期間限定のジャージャー麺を食べました。期間限定って弱いんです。
ところで関西と関東ではやはり味が違うのでしょうか。
「これ、ジャージャー麺?」私の知っているものとは大分違うものでした。
そういえば天津飯の色も違いますよね。。。。

あしあとウイジット -->

まっ、いいか

2007-12-12 04:15:57 | 劇団
寝ていたけどあまりにお腹が痛くて目を覚ます。
しばらくうずくまっていたら落ち着いた。
ここのところ検診を受けていないので少し不安に思う。

となりでとっちゃんはふつーの顔してファミコンをしている。
私がこんなに苦しんでいるのと思うが、
もう18年一緒にいるとあたり前のリアクションになっているので、
いまさら求めることもない。
それにしてもそっけなさには寂しさも感じるが、
それも今に始まったことではないので、
そうやって私は強くなれたので、
「まっ、いいか」ということにしよう。

そもそもなぜ私がビジネスに目覚めたかというのも、
寂しかったから。

ずーっとお芝居という夢もって生きてきて、
ある時、自分の体の事と結婚・出産が目の前に起きた時、
芝居を捨てることを選択した。
後ろ髪ひかれることが苦しいから、ドーランやらの舞台用
メークボックスなど全てを後輩に譲り渡した。

夢を持って生きてきた人がそれをなくしまったら
さてこれから生きていけるのだろうかと真剣に思った。
そもそも付き合っている頃からつれない態度のとっちゃんだから
結婚しても寂しくて、子供が出来ても寂しさは変わらず、
結構しくしく泣いていた。
でもそんな泣いている自分は自分らしくない
ということもよく分かっていたから、「私は成功しよう」と思った。

何をもって成功と呼ぶのか。
今はここで書きませんが、私にはしかっりとした理念があります。
これから成功の過程にいろんなことが巻き起こるだろうけど、
それら全部ひっくるめて成功の覚悟を決めて取り組んでいこう、と。
10年くらいは学びながら人脈を広げつつ、展開していた。
そして3年前に法人化にし、社名も変更して心新たに出発した。

とっちゃんと私は別々のことをしてきたはずなのに、
気がつくと似たような環境にいたこともあって、
それぞれを統合することにした。
彼には私のブレーンになってもらうことにした。
夫婦であって3人の子の親でもあるけど、
ビジネスパートナーだから結構討論することもしばしば。
回りまわって同じ目標を持つことになった。
当然会話も増えてようやく寂しさから開放された?

いろんなことあったけど、3人の子供にも恵まれ、
仕事も持てて、やりたいことはそれなり出来るから
私は幸せだと思う。でもあえて欲を言えば、
もう少し優しくしてくれてもいいのにとも思う。
家の事も、当然ビジネスにおいても、比重は私にあるのだから。
確かに自分で選んできたこととはいえ。
冷静さを維持するのに結構なエネルギーがいるのだよね。
それを言うと帰ってくる言葉が分かるからそれは言わない。
女って辛い。

懐かしい匂い

2007-11-10 23:09:41 | 劇団
週末はしばしば仕事になることがあるので、
お休みは家族と行動を共にすることが多い。  

今日は雨。
日光江戸村へ行ってきました。
こんな天気でもさすがに行楽シーズンの日光、
週末もあってか、人で賑わっていました。

江戸時代にタイムスリップして、
私の体内時計もゆくっりしたものに切り替わる。
江戸の娯楽の花は芝居見物。
いくつかの劇場をはしごする。
村内には、町人やらお侍さんがあちらこちら闊歩してる。
むかし、劇団にいたころ、時代劇を演じたこともあったので、
なんだかここは懐かしい匂いがする。

別料金で着物をきて、ヅラをつけ変身することができる。
あいにく雨のため、できませんでしたが、
今度ぜひ、「おいらん」に挑戦してみたいものです?!?

TV東京の「姿三四郎」の撮影に遭遇しました。
江戸村の一般客が大勢いるなかでの撮影。
本番ごとに一般客の誘導だったので、
ADさんDさんの苦労がしのばれます。