パジャマ

2012年11月29日 | 日記
英会話でいつも一緒の女の子に、
「めっちゃいい匂いするんですけど~!」と言われた。
自分では鼻が馴れてしまって気付かなかったが、
きっとラルチザン・パヒュームのバニーユ・アブソリュマンの香りだろう。
ニットやコートに染み付いているようで、
コートを羽織った瞬間に、そう言われた。
この香水は、付けた直後は苦味とクセのある甘く強い香りがするが、
布製品に移って温まって時間が経った頃に漂う香りが、
もうなんとも言えない、ほんのり甘くて香ばしくて奥深い香りに変化していて、
「めっちゃいい匂い!」になるのです。
現在、私のコートやパジャマからとてつもなく良い香りがしている。
手首のような表面温度の低い部分に付けると、いつまでも苦いままなのに、
ウエストのような外気に触れない箇所で温めると、
苦味がとれて、チョコレートよりも良い香りに変化するのが不思議。
使いこなすのが難しく、いつも同じように香るとは限らない香水です。