横浜27団ローバー隊

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甲子園の判官(はんがん)びいき  小山

2007-08-23 19:35:44 | 投稿

私が応援する高校は、小学校の頃から、僻地(へきち)の学校、公立高校、進学校、初出場または出場回数の少ない高校、優勝未経験県、注目されなかった高校と決めていた。

ところがだ、今回の佐賀北高校は、まさにそのとおりの高校だった。・優勝未経験の佐賀県の公立高(過去の公立高校の優勝校のうちで、初めての進学校)・すべて地元出身で誰一人リトル野球出身者がいない、・昨年は、地区予選1回戦敗退・再試合&延長を勝ち抜いて歴代ダントツ1位多くのイニングを経験した高校、・そしてドンデン返しの初優勝!!?? どんな神様がいたというのか?夢はあきらめないで!というすばらしい言葉を私たちに与えてくれたね。

はたして監督就任4年目の快挙らしいが、やっぱ指導者の差は大きいのかなと痛感したが、若者の成長はもっとすごい!

 遠い昔宮崎県の田舎の私の母校の場合もそうだった。毎年1回戦で敗退した高校が監督が交代した途端、2年目にいきなり秋の県の新人戦で初優勝し我々はびっくりした。しかも私の同級生だった。

後日談だが、実はその試合を私は授業をさぼって応援したのだが、そこにはなんと私の担任の先生までも他の用事を作って応援しており、私が「先生さぼりかあ?授業なしの理由ちがうぞお!正真正銘さぼりじゃあ!と言うと、担任は、私に「いやあ、お互いに応援せずにやってられないな!今日は優勝さすっぞお! いっしょに応援しようや!」と語った。

それからその母校が結局2年後に夏の甲子園に初出場を遂げたのだから、監督っていうのはすごい!同級生らのパワーに驚愕した。

さらに後日談。その試合での母校の応援団にびっくり。応援団が3人だけ。私は応援団の隣で担任と応援した。翌日、気づくと私は弓道部を退部して応援団に入部していた。(両親にも大反対され、結局2年も浪人生活を送ったが、この応援団が私の人間を太く、たくましく、今の独立心とパワーを育ててくれるのだから、人生って、わからない。)

若者の成長は 日々ごとに? いや、数時間で?いやいや絶えず、進化も新化も伸化も紳化も数秒ごとに変化していきます!