8月7日朝６；３０旭の森に行くと、高橋雄、賢と両親がすでにスタンバイしていた。 私は左近山からのバスを見送った後、午前８；５０に自宅を出た。前日にチャリの整備を終え、今回は初めて害虫侵入防止付きヘルメットを着用した。急ではあったが、なんとか準備そろったと思ったが、スタート時刻の遅さが結局、熱さによる体力消耗につながった。
スタート後3時間半後の１２：３０頃、２４６号線沿いの「曲松」という信号近くの知り合いのラーメン屋「喜今日屋」に寄ったが、あいにく定休日で休みだった。だらだらと上り坂が続きうんざりとしている私にとって、ここのラーメンがひとつの目標だっただけに、かなりのショックと疲労がのしかかってきた。コンビニの前の駐車場でおにぎり食って憮然として再スタートしたが、完全にスローダウンしてしまった。
２時過ぎに「駿河小山（するがおやま）」という御殿場線の駅のある小山町の小さな食料品店に寄って、105円のジャムパンを購入しつつ、おじいさんに、ここから山中湖めざして三国峠を越えるか篭坂峠を越えるかの相談をしたら、返ってきたのが「自転車？そんなあ、おたくねえ、今からじゃとても越えられないよお。御殿場へ行って今夜は泊まったほうが良いよお」という予想外のアドバイス？がたがたの体を揺り起こして御殿場駅に向かった。
御殿場駅について、急いでチャリの前輪をはずして後輪に合わせた後、コンビニで買った黒ごみ袋で包みガムテープで巻きかかえ、午後4時前後の山中湖行のバスに飛び乗った。（チャリは人間の半分の運賃を払って荷物として乗れた。）須走口を左にして通過する篭坂峠を越えながら、「こりゃあチャリだったら無理だな。鍛えなおして早朝出発しないとまずいなあ」とも思った。