ブッシュ米大統領は、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)開催の為来日し、6日には福田康夫首相との首脳会談を行い、北朝鮮による日本人拉致問題について・・「迅速な問題解決に向けた日本との緊密な協力」を表明したそうです・・・しかし??日本人には何か今頃慌てて日本の最も米国に要望していた問題を、北朝鮮と締結した後の事後対策ですか・・??と聞きたいです。
福田首相との日米首脳会談は昨年11月の首相訪米以来、2度目。ワイルダー氏は、北朝鮮に核開発断念を迫るために6カ国協議の枠組みで日米が協力を確認するとの見通しを示す一方、北朝鮮へのテロ支援国家指定解除をめぐる日本国内の対米批判を踏まえ、「大統領は北朝鮮による拉致問題を決して忘れないことを日本国民に再び確約する」・・・と語っても空虚にしか聞こえません??
会談後、日米首脳は共同記者会見を予定しているそうですが・・ブッシュ大統領は会見でもこの拉致問題重視の考えを表明する見通しだとの事です。洞爺湖では両首脳は6日、現地で夫人を交えた夕食会を開くようで・・す。
両首脳はその他に 在日米軍のグアム移転問題を含む米軍再編など2国間問題についても話し逢われるそうです。その他としては、国際制裁が浮上しているジンバブエ問題、新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)など、国際課題でも日米の対応を協議するとの事です。
気候変動問題については、米国の反対も私には理解できます。この問題で記者会見したプライス大統領補佐官が、「中国、インドなど新興市場からの温暖化ガス排出量が急増している問題を重ねて指摘し、主要8カ国だけの行動では効果が薄い」と断言しています。
新興市場の急速な工業化によって、この問題は全ての国が関係している事であり・・・排出量削減に向けた長期目標の策定には、主な排出国すべてが参加することが必要だとする米政府の立場は党前途私は思います。
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安陪前首相からの緊急提言
福田康夫首相は、自民党の安倍晋三前首相を衆院議員会館の事務所に訪ねられ・・7日からの北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)について助言を気かれたようです。
安倍氏は以前からこの問題に大変な関心をお持ちのようで・・「北朝鮮による拉致問題解決に向け、強いメッセージを出してもらいたい」と述べたそうです。また・・この拉致問題を取り上げて参加各国にも拉致被害者もいる点からも支持を得るよう求めた・・そうです。首相は「自分もそう考えている」と答えたそうです。
(時事ニュース参考)
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