民主党の前田雄吉衆院議員(48)=比例東海がマルチ商法業者から1156万円の講演料と献金を4年間に亘って取っていた事が発覚しました。前田議員は国会で、この業界を擁護する国会質問を重ねていたとの事で・・マルチ商法業者との密着ぶりを指摘されております。
これらの提供資金のうち996万円は講演料とかで・・政治資金収支報告書に記載されていたそうです。現在、政治家個人への企業献金は禁じられて入る為同氏の「講演料」は形を変えた企業献金と指摘する人もいるそうです。
前田議員はマルチ商法を支援する議員連盟の事務局長を04年から4年間務めており、衆院予算委員会分科会での質問では「一部の悪徳なマルチ企業によりまして、多くのまじめな業者が迷惑している」と発言し、政府の産業構造審議会小委員会に業界側委員を加えるべきだと持論を述べるなど業界擁護の質問を続けてきたそうです。
政治団体「ネットワークビジネス推進連盟」によると、前田議員は初めて質問する際、連盟幹部と事前に打ち合わをし、内山公太郎副理事長は「業界への偏見がひどく、『何とかして下さい』とお願いした」と話していたそうです・・
4年間で計150万円の講演料を払った「ドリーム・オブ・トータル・コミュニケーション」は「絶対にもうかるから」などと勧誘したとして、07年11月に経済産業省から3カ月間の業務停止命令を受ていた会社とか・・
この前田議員は愛知県出身で、民主党小沢一郎代表の政策グループ「一新会」の事務局長も務めているそうです。次期総選挙にも第1次公認候補の1人として、現在も愛知6区の総支部長に就いているのだそうです。
この問題で 民主党の小沢代表は14日の記者会見で、前田雄吉衆院議員が経済産業省から業務停止命令を受けたマルチ商法業者からの献金を返還していなかった問題について、「非常に不適切な行為だ。調査を待って、民主党として信頼をつなぎとめるため、どのような行動を取るべきか、できるだけ早急に結論を出したい」と言ってます。
すでに民主党では、平野博文幹事長代理が前田氏から事情を聴いて、資料の調査し、民主党として、何らかのけじめをつける考えを示し、15日には小沢氏自ら、前田氏に事情を聴く事にしているようです。
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