2016年3月6日(日) オフの日

2016-03-06 21:22:32 | 日記
今日はオフの日。
と言っても、いくら寝ても疲れが抜けないし、身体中が痛い。
やばいねー。このままだと、いずれ身体がパンクしそうだ。

春先は自律神経が乱れやすいって、パートのヘルパーGさんが言っていたけど、
そういうこともあるのかな。
とにかく身体を壊したらこの仕事はできない。
用心しないと・・・。

明日からあさってにかけて、また夜勤。


さて、高齢者にとって大変な時代になることは色々指摘されているが、
若い人にとっても大変な時代みたいだ。
今日は若い人関連の記事を2本ばかり。

最初は「日刊ゲンダイ」より。
大学生が奨学金を借りて、返せないケースが増えているらしい。
SEALDsが「経済的徴兵制」の懸念を訴えているのも、
こういう背景があるのだろう。



4割が「苦しい」 職場に取り立てが来る“奨学金地獄”の実態

「奨学金の返済が苦しい」――。こんな若者が多いことが明らかになった。労働者福祉中央協議会(中央労福協)が組合員らにアンケート調査を実施。34歳以下で奨学金を借りていた人の39%が「苦しい」と答えた。「返済が苦しい」と答える人が約4割に達したのは、昔と違って闇金のように容赦なく返済を迫られ、返済が滞ると有無を言わさず法的手段に訴えられるからだ。精神的に追い込まれる若者も多いという。

日本最大の「日本学生支援機構」(以下、機構)のかつての名称は「日本育英会」だった。育英会のときは特殊法人だったが、2004年に現在の名称で独立行政法人に変わったころから、「取り立てが厳しくなった」といわれる。

「独法になり、独立採算を求められるようになったため厳しくなったといわれています。返済を3カ月延滞すると信用情報機関に通知されるためブラックリスト入りし、クレジットカードはつくれない、住宅ローンも借りられないという事態に陥る。9カ月間延滞したら一括返還を要求される。教員になったら返済が全額免除される制度は98年に廃止されました」(ファイナンシャルプランナー)

機構によると、返済を3カ月以上延滞している人は2014年度で17万3000人、利用者の4.6%に上る。督促に応じない人への訴訟は04年度の58件から14年度は5039件に増えた。返済が遅れると、それこそ闇金のように職場まで督促が来るという話もあり、これについては機構も「まず勤務先に電話をして返済をお願いし、場合によっては勤務先で話をすることもあります」(広報担当者)と認めている。

奨学金を借りた場合、大学を卒業する時点で200万~500万円の借金を背負うといわれる。正社員になれなかった若者が返済するのは大変な額だ。今回の調査では奨学金の返済が結婚に影響していると答えた人は31.6%。非正規雇用者のうち返済を「苦しい」と感じている人は56%に上っている。中央労福協事務局次長の北村祐司氏が言う。

「いまの日本は労働者の4割が非正規です。当然、収入が安定しないため返済に苦しむことになる。奨学金の手続きをするのは高3のときだから、将来、自分が非正規になっていることを想像できない。高校の先生もそこまで暗い話はしないので、奨学金を借りてしまうのです。調査では4割以上の人が借りるときに滞納のリスクを理解していなかったと答えています」

しかし、家が貧しければ奨学金を借りるしかない。アベノミクスも破綻して日本経済はお先真っ暗。“奨学金地獄”はさらに深刻化しそうだ。



続いて、鋭い指摘とドギツイ表現で有名なサイト「カレイドスコープ」より。
日本はひとり親家庭の子供の貧困率が先進国ではダントツの58%だって!?
こんな深刻な状況になっていることを国民は知っているのだろうか?
やっぱり日本のテレビなんか見ていちゃ認識が狂ってしまう。



参院選で自公が勝てば、あなたは確実に絞め殺されるだろう

安倍晋三が国民生活を徹底的に破壊し続けてきたせいで、先進国の中では「1人親家庭の子供の貧困率」はダントツの58%になった。



安倍政権になってから、入学式に出席できない子供が増えている。貧困によって制服を買うことができないのである。

「日本は二流国家になってもいいのか」と、米議会では、まったく相手にされていないならず者、リチャード・アーミテージに恫喝されて意のままに従い、TPP参加、安保法制強行採決と、徹底的に日本国憲法を蹂躙した結果はどうだ。

二流国家どころか、三流国家にも及ばないほど貧困とモラルハザードが点滅するような堕落した国になってしまったのである。

さらには、参院選後に社会保障削減計画がズラリ並んでいる。

「確かに日本は貧乏になった」・・・「しかし、俺は大丈夫」と大半の人々は考えているだろう。いったい、どうやったら、それだけメデタイ思考になれるのか研究対象になるほどだ。

それでも安倍晋三と安倍政権、公明党を支持する日本人は、実は本物の日本人ではない、ということを知らなければならない。

参院選で勝って憲法を改正するためなら、この政権はどんな犯罪でもやる覚悟でいるだろう。もちろん、今度も、不正選挙の準備に余念がないはずだ。

あなたは、こんな馬鹿に殺されようとしているのである。これが本当の最後の選択になる。




【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】

いくら時間も金もないと言っても、
日本人としてこの本は読んでおいた方がいいのでは、と思っている。
「極限状況における人間」というテーマでは、
カミュの『ペスト』も読んでみたいとは思っているが、なかなか・・・。

ところで、昨年引っ越しする前に、
古本屋の店主と1時間くらいじっくり話をする機会があったが、
堀田善衞さんの本は今やほとんど読む人がいないそうだ。
20年ほど前に読んだ『ミシェル 城館の人』はとても良かったけどなぁ。



『時間』
(著)堀田善衞
岩波現代文庫

殺、掠、姦――
1937年、南京を占領した日本軍は暴虐のかぎりを尽した。
破壊された家屋、横行する掠奪と凌辱、積み重なる屍体の山。
この人倫の崩壊した時間のなかで人は何を考え、何をなすことができるのか。
南京事件を中国人知識人の視点から手記のかたちで語り、
歴史と人間存在の本質を問うた戦後文学の金字塔。
(解説=辺見庸)





2016年3月5日(土) 65日目

2016-03-06 01:19:45 | 日記
14回目の夜勤が終わったが・・・。

今回は3人体制のはずが、1人(夜勤専門のパート)欠勤で、
急きょ2人体制となってしまった。

改めて2人夜勤は無理だと感じた。
とりわけ、朝食への誘導がきついというか無理。
今回は遅れに遅れて、ボロボロだった。

身体もボロボロに疲れて、夜勤明け深夜になっても回復せず。
これ、人員不足が事故とか事件につながるって、今後出てくると思う。


さて、気になった記事は「日刊ゲンダイ」より。
この国の政治ってやっぱりデタラメだ。ほとんど何もかも・・・。
今後、どんどん酷くなると予想する。
なにしろ憲法違反を平気でやる政権が居座っているわけだから、
社会に秩序など期待するべくもない。
もはや何でもありだろう。

『ローマ人の物語』の塩野七生さんが言っていた。
「なんだかんだ言っても、政治は頭ですから、頭が腐れば全体がダメになる」
この国は今、じわじわと腐っている最中だと思う。


安倍政権もくろむ「要介護1、2外し」で介護破産に現実味

 2016年度予算案の成立が確実となったことで、ますますタガが緩んでいる安倍政権。3日の参院予算委でも安倍首相を含め、ヘラヘラ薄ら笑いを浮かべる閣僚の姿がテレビ中継された。そんな“学級崩壊”状態の閣僚の顔色が変わったのが、共産党の小池晃議員が介護保険制度の改悪を指摘した時だ。厚労省が検討を始めた「要介護1、2のサービス外し」について「国家的詐欺」と問い詰めると、一様に押し黙ったのである。

 介護保険制度では「要介護1」以上の認定を受けると、1~2割の自己負担で「掃除」「洗濯」「買い物」「調理」などの生活援助のサービスが受けられる。

 ところが、厚労省は「要介護1、2」の人を介護保険の適用対象から外し、生活援助サービスを原則、自己負担とする検討を始めた。

 要介護(要支援)認定者はおよそ616万人。うち、「要介護1」が最も多く約120万人、次いで「要介護2」が約107万人で、1、2で全体の約4割にも達する。現行制度だと、自己負担額1割の場合、1回のサービス利用料は250円程度だが、全額自己負担となれば10倍の2500円にハネ上がる。老後生活に与える影響は計り知れないだろう。

 小池議員が「介護保険は要介護状態にならなければ掛け捨てだ。それでも高い保険料を払うのは、要介護状態になった時に給付を受けられるという期待があるからだ。大半を占める要介護1、2を対象から外すのは国家的詐欺じゃないか」と激怒したのも当然だ。

 年金保険料はどんどん引き上げられる一方、受給額は減り続け、しまいには介護保険料を納めてもサービスを受けられない。一体何のための社会保障制度なのかサッパリ分からない。そもそも消費増税分は全額、社会保障費に充てる約束ではなかったのか。それなのに増税しながら社会保障費をバンバン削るなんて、まさに詐欺師同然の手口だ。

「年金暮らしの高齢者も介護保険料は天引きされている。それなのに将来、サービスが受けられないなんて不満だし、不安です。一方で、防衛費はどんどん増大させている。やっていることがメチャクチャですよ」(全日本年金者組合関係者)

 安倍政権の暴政をこのまま許せば「下流老人」どころか、「介護破産」も現実味を帯びてくる。




【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】



『ヒトラーに抵抗した人々』
(著)對馬達雄
中公新書

「祖国を愛する者は、ヒトラーのために闘ってはいけない」
ユダヤ人救援、ヒトラー暗殺計画、戦後の新国家構想など、反ナチ運動の全貌

「いつでも人には親切にしなさい。
助けたり与えたりする必要のある人たちにそうすることが、
人生でいちばん大事なことです。
だんだん自分が強くなり、楽しいこともどんどん増えてきて、
いっぱい勉強するようになると、
それだけ人びとを助けることができるようになるのです。
これから頑張ってね、さようなら。お父さんより」
(反ナチ市民グループ《クライザウ・サークル》のメンバーが
処刑前に11歳の娘に宛てた手紙)


週刊朝日「文庫・新書イチオシ」記事