『東山魁夷展』に行って来ました。
「そんなに混んでないよねぇ」と思って行ったんですが、
平日にもかかわらず、思ったよりも客の入りがありました。
これで、土日になったら、もうちょっと混みそうな感じ。
金曜日に行って正解でしたね。
何と言っても目を引いたのが、季節も秋な訳ですが、
秋の風景を描いた作品の数々。
いまの季節に合わせて、出展作を選んだ訳でも無いでしょうけど、
秋の雰囲気を物凄く感じました。
季節感と言えば、これから進む冬。
冬の風景画もありまして、それもそれで、中々良い。
北欧に行った時に描いた《白夜》なんかは、
写真っぽくも見えるほどリアル。
同じく北欧で描いた《白夜光》も中々良かったです。
あと目を引いたのが、枝垂れ桜を描いた《花明り》
夜の枝垂れ桜の様ですが、そこに明るい枝垂れ桜。
美しいです。
これを所有しているのが、大和証券グループと言うのも
ちょっと面白いですね。
応接室にでも飾っているのでしょうか?
あと見どころだったのが、晩年に描いた唐招提寺御影堂障壁画。
唐招提寺が修復工事に入っているからか、唐招提寺御影堂の障壁画が
そのままの感じで運ばれてきていました。
畳も有ったりしてね。
冷静に考えると、青っぽい色の襖と言うのも珍しいですね。
美術館で見るんで、成立していましたが、
実際の唐招提寺御影堂でみたら、どう感じるのか?
東山魁夷の名前は知っていたんですが、その作品を目にするのは初めて。
いやぁ、良いものを見させてもらいました。
展示スペースの出口&ショップ入口には、《緑響く》のパネル?
写真撮影用とは特に書いていませんでしたが、
あたかも、そのために置かれている様でした。
名称 | 生誕110年 東山魁夷展 http://kaii2018.exhn.jp/ |
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会期 | 2018年10月24日(水)~12月3日(月) |
会場 | 国立新美術館 企画展示室 2E |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は、20:00まで。 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週火曜日 |