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2024.6.28 『北炭』(ホクタン・362m)  期待外れの荒れた林道

 

 先週金曜日の朝、

夕張市真谷地で「真谷地炭山」に登った後、

もうわずか数軒が残るだけの、

真谷地の集落を夕張方向に走り、

間もなく右手に現れる林道に入った。

この林道の奥には「北炭」(四等三角点)がある。

もう数年登っていなかったが、

昨年ここを通った時、

重機が見えていたので、

奥で伐採作業が行われているようだった。

それでその後の伐採地を見るのを楽しみにしていた。

 林道には新しいチェーンゲートが設置されていたので、

その横に駐車。

1台分がすっぽり入れるスペースがあった。

ゲートから中に入ると、

路面にはびっしり砂利が敷かれ、

以前の荒れたイメージが消えていた。

そしてすぐ右手に土場が現れ、

木材が集積されていた。

しかし重機はなく、

既に作業が終わったものと思われた。

それで伐採はどこで行われたのか、

楽しみに歩を進めて行くと、

いくらも進まないうちに、

砂利の林道が切れてしまった。

そしてその先は雑草が生い茂り、

ひどく荒れた状態だ。

結局伐採された跡は見当たらず、

いったい何のための林道整備だったのか、

首をかしげてしまった。

 雑草が生い茂る荒れた林道は、

その雑草がウェットで気持ち悪い。

ただ、色が黄緑一色で大変美しい。

そんな雑草の中を辛抱して歩いて行くと、

辺りの植生が針葉樹林に変わる。

すると雑草が消え、

笹に覆われることになった。

一応林道から作業道の跡が残っているものの、

びっしり笹に覆われて、

もう荒れ放題だ。

そこで適当なところで作業道を離れ、

斜面を尾根筋に向かって登った。

そして尾根の頭に上がると、

笹の勢いが衰えて、

幾分歩きやすくなった。

あとは尾根筋を忠実に詰めて、

四等三角点「北炭」。

標石が倒木の陰になり、

見つからないかと心配したが、

かろうじて下敷きになるのを免れていた。

 下山は尾根筋を更に先へと進み、

適当なところで斜面を下った。

ところがこれが笹の濃い部分に当たってしまい、

下降なのに難儀することになってしまった。

しかし距離が短いので、

やがて作業道に下り、

そのまま雑草の中を歩き、

砂利が敷き詰められた林道へ。

そして駐車地。

ホームグラウンドの夕張で、

久しぶりに登った二座だったが、

やはり定期的に足を運ばなければ、

山は刻一刻と変化していくものだ。

その後アイスを食べながら帰途に着いた。

 

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