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2024.7.6 『入鹿別』(イリシカベツ・184m)  雨から逃れて・・・

 先週末の土日は、

両日とも雨の予報で、

山の選定が難しかった。

いや、どこに向かっても、

必ず雨に当たると覚悟して入山しなければならない状況だった。

我々には雨が降るからと言って、

山に向かわないという選択肢はないので、

極力雨の影響を受けず、

降られても短時間で下山できる山を選定。

しかしながら、

絶対に降るという予報の中にあっては、

予定を絞り切れず、

とりあえず土曜の朝Hiromiを迎えに行った。

そして無意識のうちに、

厚真町に向かって車を走らせた。

頭の中は現地に行って、

空模様を伺って山を絞ろうという考えが広がった。

助手席ではHiromiがいつものように寝入っている。

 厚真町に入っても、

その時点でとりあえず雨は降っていなかった。

そこで厚真町においては、

もう少なくなった未踏の三角点ピークを目指すことにした。

それが「入鹿部」だ。

 厚真町から道々「平取~厚真線」にのり、

平取方面へ向かう。

そして厚真町とむかわ町の境界線が走る、

「あづほ隧道」の手前500mのところで、

右手の林道に入った。

砂利道だが、

これは町道「豊丘~宇隆線」だ。

しかし、フツーの林道。

この砂利道を走り、

約4kmほどの地点で駐車。

狭い林道なので、

路肩への駐車は危険だが、

ちょうどよい場所があった。

ここから沢筋に入り、

沢を詰めて尾根に取り付くつもりだった。

ところがそこに行ってみると、

地形図にはない作業道が伸びていたので、

利用できるところまでこれを利用することにした。

 ゲートを越えて入って行くと、

最近車が通った痕跡は見られないが、

目指すピークがある尾根に沿って伸びて行くようだ。

これはラッキーとばかりに歩を進めて行く。

この時点で雨は降っていなかったが、

いつ降り出してもおかしくない空模様だ。

 作業道はやがて地形図の破線林道に合流した。

そして150で尾根を乗っ越すと、

今度は別の作業道が現れ、

我々が目指したい方へと伸びていた。

当然それに乗り換えて進む。

忠実に進んで行くとピークの直下に達したので、

ここで藪に入った。

ただ藪は薄く笹はない。

明らかにピークと言える地点で、

目的の標石を探すも見つからない。

しばらくグルグル探し回ってから、

ピークを外れて範囲を広げた。

するとあった、

三等三角点「入鹿部」

久しぶりに未踏の三角点ピークに立った。

 下山は同ルートを下った。

作業道から周囲の山々が見える。

この辺りは地理院地図を眺めても高い山がなく、

丘陵地帯と言った感じだが、

実際に足を踏み入れて眺めてみると、

どうして起伏の激しい山々が連なっている。

山とは偉大なものだと、

つくづく感心して駐車地へ。

心配した雨には全く当たらなかった。

時間が早いのでもう一座へ!

 

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