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2024.7.28 『長官山』(チョウカンザン・254m)  ここも緑が美しい!

 

 先日週一休みの日曜日、

雨の中で夕張の『冷水山』に登った後、

午後一番で予定があるHiromiにも、

まだ少し時間があったので、

帰途の途中「馬追丘陵」に寄り、

『長官山』に登ることにした。

それも雨の中なので、

長沼スキー場から舗装道路を歩く。

 スキー場麓の駐車地に着くと、

雨がほぼほぼ上がった状態になった。

またいつ降り出すかわからない空模様だったが、

まあ濡れてもいいやと、

私は雨具なしでスタート。

トレーニングコースとして、

これまでにずいぶん登り歩いた馬追丘陵だが、

スキー場下から歩き出すのはいつ以来だろう?

最後にここをスタートしてから、

既に2年くらい経過しているような・・・

 広く立派な舗装道路を歩く。

しかし、この旧「マオイゴルフ場」へと続く、

広い舗装道路を車が走ることはめったにない。

この山越え道は、

どこへ行くにも近道になるわけじゃなし、

走る意味がないからだ。

それでHiromiは安心しきって、

堂々と道の真ん中を歩く。

それに対して小心者の私は、

常に道の端を歩いて行く。

歩き出してすぐ目についた、

不法投棄のゴミ袋が腹立たしい!

見れば地元の指定ゴミ袋だ。

何故決められた日に、

町内のゴミステーションに出さない?

不思議でしょうがない。

 蛇行して高度を上げて行く舗装道路の途中、

長沼スキー場のスロープに出るところがある。

そこから北長沼と、

隣町の栗山町の田園地帯が見渡せる。

のどかでなかなかいい風景だ。

そして再び舗装道路を歩き出すと、

今度は東側の風景を見渡せるポイントがあるのだが、

この日はまだ雨雲が漂っており、

遠くまでは見通せなかった。

 舗装道路はやがて、

巨大アンテナを越えたところで最高標高に達する。

そして少し下ったところで分岐となり、

旧「マオイゴルフ場」方面に下って行く。

ここで舗装道路を離れ、

左手の砂利道に入る。

これは長沼町の名所である、

「文学台」へと続く車道だ。

この道路は秋になると、

素晴らしい紅葉を楽しめるポイントだ。

この秋も必ず訪れないではいられないだろう。

そんな紅葉のビューポイントが、

今は緑豊かで美しい。

「緑」は針葉樹の濃いものより、

落葉樹の明るい色が好きだ。

薄暗くガスっぽい空気の中ではあったが、

美しい緑の空間を楽しめたことは、

ここに寄った大きな収穫だった。

 「文学台」へと続く砂利道から、

左の遊歩道に入る。

するとようやく「山道」といった趣となる。

そして間もなく『長官山』の頂上だ。

馬追丘陵にはちょくちょく訪れているのだが、

『長官山』のピークに立ったのも久しぶりだ。

いつも人がいると思われ、

ついパスしたくなる。

 もう雨がすっかり上がった空の下、

速やかに下山を開始。

Hiromiの次の予定が気になる。

短時間で登れる山に立ち寄ったものの、

やはりそれなりに時間を食ってしまった。

遊歩道から砂利道へ。

そして舗装道路を快適に下り、

最後は広い直線道路を、

悠々と歩いて駐車地へ。

すぐ帰途に着き、

Hiromiを送り届けて帰宅した。

馬追丘陵で一旦上がった雨は、

また降り出して、

結局この日は終日雨模様。

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