北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2023.4.16 『天狗山』(栗山・330m) 週一休みがまた雨だ~
この週末もまた土曜の夕方まで仕事をし、
日曜日だけの休日だったが、
その一日がまた雨にたたられた。
先週は「なんとか降らないでくれ」、
と願いつつ降られたので、
モチベーションが上がらず、
車外に出て準備をするまで、
車の中でダラダラとした時間を過ごした。
しかし今回は頭の中で、
しっかりと雨を覚悟して出かけたので、
行動はきびんだった。
日曜日の朝雨の中Hiromiを迎えに行き、
迷うことなく近くの栗山町南角田に向かった。
そして「不動の沢林道」入口に駐車。
降りしきる雨の中、
スタート前から濡れたくはないので、
車内で雨具を着用して外に出た。
もうすっかり雪が融けた風景を眺めながら林道を歩く。
Hiromiはザックカバーのない、
冬用ザック持参だったので、
それを車内に置いて手ぶらでのスタートだ。
この後雨が小降りになることはあっても、
決して止むことはなかったので、
二人揃って雨具のフードは外せなかった。
1kmほど歩くと現れる、
エゾシカ防護柵の扉を開き、
それを越えた地点で、
そばを流れる「多良津川」に下った。
これを渡渉して大きく林道をショートカットする。
雨の中では最短距離で往復したい。
沢の渡渉でふと目にとまったエゾシカの白骨体!
頭蓋骨が水中に没した状態で、
岸に横たわっていた。
春先は雪の下からこういう、
目にしたくないものが現れる。
正直私はこういうものを見たくない。
渡渉の後見事なトドマツの林を抜け、
再び「不動の沢林道」にのって進む。
路面はいたるところでぬかるみとなって歩きにくい。
そんな林道を160で離れて、
尾根の末端に取り付いた。
急な尾根をときには笹につかまりながら登って行く。
途中トドマツの幹に、
真新しいヒグマのひっかき傷が残っていた。
そして上部を走る「天狗山林道」に出た。
この林道は新しく地形図には載っていない。
相変わらず雨が降り続く林道を登って行き、
「天狗山」頂上基部に達する。
たいした標高でもないのに、
この辺りではガスに覆われた。
最後は若干の藪漕ぎを経て、
四等三角点「天狗山」。
カメラのレンズに水滴がつくような降り方なので、
1分とはとどまらず下山を開始した。
下降も同じく最短距離で駐車地に向かう。
途中あわよくば「ギョウジャニンニク」、
と思っての登行だったが、
まだ少々時期が早かった。
この春は仕事が平常勤務に戻り、
日程的にギョウジャニンニクの採取は無理だな。
まあ、家に持ち帰るわけにはいかないので、
それはそれでかまわないのだが。
最後は「多良津川」を渡渉して、
エゾシカ防護柵を越え駐車地へ。
2時間弱の行程を終えた。
変わらず降り続く雨の中での後かたずけが面倒だ。
結構雨が入り込んで車内を濡らしてしまった。
かたずけを済ませ、
途中のコンビニで昼食。
そして夕方あらためて「反省会」とした。