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2020.8.12 『須留久雲山』(するくうんやま・441m)  盆休山旅⑤ー①

 今年の盆休み後半は、

12日(水)の朝出かけ、

Hiromi を拾って平取町に向かった。

4泊5日の予定だ。

朝から暑く、山登りの意欲は湧かない。

しかし車を走らせれば、

おのずと山に着いてしまう。

暑いなかをなるべく短時間で登れる、

短い距離の三角点を思い浮かべながら、

平取町芽生の林道入口に到着。

時刻は11時。

道々845号線より総主別川に沿って伸びる、

町道総主別旭線に入った。

そして総主別川を渡る無名の橋の手前、

400mの地点に駐車スペースを見つけた。

外に出て準備をするも、

とにかく暑くて暑くて・・・

 11時15分、駐車地をスタート。

400mほど歩いて総主別川に架かる橋を渡った地点から、

すぐ目の前の尾根に取り付いた。

取り付き地点からしばらく緩やかだった尾根は、

その後急激に斜度を増した。

地形図で等高線が混んでいるわけだ。

短い笹につかまりながらの急登に耐える。

暑くて汗がしたたる。

いきなり300mの急登は堪えた。

一旦「351mP」に上がる。

そして一息ついた。

汗をぬぐって給水する。

ここからは稜線歩きだ。

背丈の低い笹原の稜線を快適に歩く。

辺りは濃い緑一色で、

とにかく目に優しい風景が続く。

稜線はたまに細尾根となり、

またたまに倒木が現れててこずった。

しかし一貫して美しい稜線歩きを楽しめた。

そしていくつもの小ピークを越え、

12時45分、三等三角点「須留久雲山」

広葉樹が生い茂るピークからの展望は利かないが、

樹木がなければ360度の風景を楽しめることだろう。

それに広葉樹オンリーなので、

このピークもそれまでの行程も、

紅葉の時期には素晴らしい光景が見られることだろう。

三角点はピンクテープがつけられていたものの、

それ以外に人が訪れた形跡は見られなかった。

三角点の標石周りをきれいにした。

 下山は登路と同ルートとし、

この日もHiromi のルートファインディングトレーニングとして、

先に歩かせたのだが、

やはり稜線からの下降尾根を通りすぎて、

先へ先へと進んでしまった。

こういう低山で小ピークが連なると、

各々の小ピークはそれぞれ多方面への、

尾根を抱えていることが多いので、

登路で利用した尾根を忠実に下ることが難しい。

今後もこうしたトレーニングを重ねて行こう。

そういう私も下降尾根を下りきったところで、

取り付き地点の風景が違っていたことに、

少々まごついてしまった。

まあ、それはそれで、

多少なりとも冒険の雰囲気が味わえて、

面白みが出るんだけどねえ。

14時30分、駐車地。

暑くて最初は苦行のように感じたが、

緑が美しくなかなか面白い山だった。

一旦平取温泉まで戻って入浴し、

再び貫気別から里平に向かって走り、

里平の山里で車中泊とした。

しかし夜になっても気温が下がらず、

車のエアコンが切れずまいった。

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