10年前の同じ日に歩いた歴史ある”高野山町石道”…
今日も天気は安定、気温も山歩きにはベストコンディション…
朝7時前に芦屋を出発、南海:九度山駅に8時56分着。
駅から西へ約30分…慈尊院~丹生官省符神社へ、神社の境内にある180町石柱から町石道に…
柿の木畑を横に見ながら標高を上げていきます…道標に”熊出没”と…
和歌山県にはそれほどの個体が生息しているとは思えないけど、柿を狙って来ているのかも…
でも、落ちている柿の実を食べた形跡無し…なので、大丈夫でしょう。
約20分程で、山全体が柿の木畑の頂上近くにある展望台に到着…、今歩いてきた九度山方面、紀ノ川の流れが一望出来ます。
展望台を過ぎると山の中へ…1町(約109m)ごとに立つ石柱を辿りながら、進みます。
順調に歩き、10時40分に”六本杉”到着…
11時に古峠、11時05分に”二つ鳥居”に到着…早朝の出発だったので、ここで昼食タイム…
12時08分=笠木峠、矢立に12時45到着…茶屋を横に見ながら、疲れた足に辛い上りがしばらく続きます…
(10年前はここから大門までが辛かったことを思い出します…)
13時20分に着いた40町石地点は車道との合流…ここにも”熊出没”の注意喚起が…
外国人観光客への英文でも表示されてありますが、外国人ハイカーは町石道で出会わなかったです。
平日だからか、ハイカーも少なめ…(なお、このコースは経験者同行が安心です)
40町石地点から緩やかなアップダウンを繰り返しながらラストスパートに…終盤の大門手前の上り坂が益々ツライ…
坂を上りきった大門前の車道が工事中で写真が撮りづらくでしたが、14時15分大門に到着。
その後、1町石の石柱を撮影…結果、”高野山町石道”約22kを約5時間少々で踏破。
観光案内所(宿坊案内所)に立ち寄り、小辺路のマップ、宿坊パンフを手に入れて…(熊野古道:小辺路を歩きたい願望で資料収集)
高野山内でゆっくりするか…と思ったけど、帰宅ラッシュと重ならないために下山・戻ることにしました。
(朝は出勤ラッシュ時間のピーク前でしたが、満員電車の中ではザックが気になり下ろして持ちます…それでも足元で邪魔?)
目の前の千手院前バス停からバス=観光客(外国人観光客の姿も)で満員状態のまま高野山駅前へ。
高野山駅前~ケーブル~極楽橋15時20分発の電車で橋本~なんば~芦屋17時55分に帰着。
十年ぶりの町石道でしたが、普段、六甲を歩いているだけに体力にも余裕、健脚ペースで順調でした。