数年ぶりに青春18きっぷで旅をしようと思いつき、時刻表で日本全国で旅を想定…以前に比べると18きっぷ旅行者にとって、少々不便に。
新幹線や特急利用者にとっては便利でも、鈍行列車を楽しむ旅行者は不満かも…。
時刻表だけでスケジュールを組み、すっかり旅に出た気分…あとは、週間天気予報次第。
当初は20日前後で予定をしていましたが、台風11号の接近で延期…結局、26~28日に北陸方面へ向かうことに決定。
以前から訪れてみたかった”道元”が開いた曹洞宗の大本山”永平寺”、越前・丸岡城…
いろいろ調べているうちに”黒部峡谷パノラマ展望ツアー”があることを知り、興味津々。
そして、高岡市内の”重要伝統的建造物群保存地区”へ…二泊三日の夏旅に出発。
<一日目>
朝、芦屋7:29発の新快速で福井へ…10:47福井駅到着、
東口前から出る10:50発の”永平寺ライナー”…乗り換えの時間が少なくて心配でしたがチケットを購入して無事に乗車。
約30分で…永平寺に11:30着…
夏休み中だけに家族連れやグループ、外国人の姿も多かった…
大木がそびえ立ち、樹木が強い日差しを防いでくれて暑さも半減しているようです。
境内では修行僧の撮影は不可、建物を赴くままに撮影…、境内を出てから周辺も散策…ご覧下さい。
荘厳な建物、凛とした修行僧の姿、曹洞宗とは縁がないですが、以前、敦賀から今庄への古道”木の芽峠”の茶屋の主に聞いた
”道元”が峠越えをした話、またその後、映画”道元”を観てから禅師のことが気になって…。
丁度、昼時で食事を司る大庫院(台所)から、僧堂(修行僧が座禅、食事、就寝を行う根本道場)へ食事を運ぶ
何人もの修行僧の姿も拝見出来ました…黙々と行うことも修行…と。
境内を出て周辺を散策…
玲龍の滝…水流の力強さで一服の清涼感、向かい側のせせらぎでは”カラスアゲハ”が吸水に現れました。
お寺を少し離れた門前町で丸岡城へのバスを待つ間に昼食…、13:45発の路線バスで出発。
14:21城入口バス停…次のバスまでの約1時間で散策、現存する天守閣の中で最も古い木造建築といわれ、
珍しいのは屋根が全て石瓦で葺かれていて、近くで見るとちょっと驚き(初めての経験です)…、ご覧下さい。
城入口バス停から歩き始めると、太陽の日差しが強く地面からも熱気が立ち上がり、クラクラするほどでした。
天守への坂道も汗ビッショリになりながら登城…もちろん城内にエアコンは無く、天守に上がると吹きぬける風が心地良かった。
ただ、天守への階段は傾斜が80度ぐらいで、手すりを持たなければ登るのが怖いほど…(撮影するのを忘れてしまった…)
城の周りを歩き、近くの歴史民族博物館に立ち寄るとエアコンが効いていてちょっぴり休憩。
でも次のバスを乗りそこなうと、予定が大幅に狂うので急いでバス停へ…15:21→JR芦原温泉駅へ向かい、
JR~第三セクターの”IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道”で今夜の宿泊地:富山18:36到着…暑さに負けず、汗だくの一日目が終了。
(第三セクターの鉄道は青春18きっぷに制限・特例有り…別途運賃必要)
<続く…>