昔、
セレブみたいな人々にまじって、いわゆる ちょっとした習い事をしていたとき
ゲルマニウム温浴だとか 美容法
なにやら 馬鹿高い 健康食品とか
いろんなものを試したりしている周りのマダームたちから
勧められたり、買わされたり、ということが多少 あった
私は、いなかの、どこにでもいる にくのついた人種で
そのような マダームたちと ぜんぜん 種類が違うので
そのうち、無駄な抵抗はよして、 その習い事もやめてしまい、そのような
わけのわからない美容法や、健康食品などを 試す機会も なくなってしまった。
はっきりいって AやらBやら
いろいろ試したとこで
違いがわからない オンナなので
どこのブランド品なのかもわからない、ので
そのようなことにお金をかける 意味がわからない
爪を塗る(いわゆるネイル)も、
そこまで苦労して、それほど効果があるのかとおもうと、
自分とは次元が違う世界ですのでわからない
どうでもいい。
むしろ 邪魔だと思わない 感覚が 理解不能
ここまで書いてなにを言いたいのかというと
美容整形である
某 タレントの顔を久しぶりに見た
おそろしく腫れ上がったその顔に衝撃をうけた
マダームたちにとって アンチエイジングは 嗜みなんだそうだ(そこまでかくと誰のことかわかってしまう)
昔は、普通の顔だったのに
しわしわになることがどうしてそんなに嫌なんだろうか。
仮面のようになった、膨れ上がった痛々しい顔は、もはや美しいとか、そういう範疇ではなく
奇異 異常な精神を感じる
美的感覚というのは、変なふうに鍛えられると、どこまでも行ってしまうんだな(行ってQ)
盛りすぎた爪
シワを伸ばしすぎた顔
周りに、そういう 人たちが多ければ、美的感覚は ここまでずれてしまうんだという
恐ろしい現象を垣間見た気がした。
芸能界というか、テレビ局周辺にいけば、あんな風に どこかにメスを入れたり、注射したり、不自然な変化をした
顔面を さらしながら 生きている人たちと出会う機会が とてつもなく多いんだろう
それを日々、 出ているタレントさんたちは 受け入れて 生きているんだろう
それも、ひとつの生きる道なんだろうが
変化した顔 どこかで、痛みや、辛さを無視して その状況を受け入れた精神状態。
メスを入れた時の痛み 注射したときの痛み それ以降のメンテナンスする時の痛み
心の痛み
いろいろと 考えると 痛々しい
その心のありようが、
いたいたしい
でも、それも
受け入れるという ことなんだな。 と おもった