座っている椅子を、目掛けて太郎がやってくる
ずっと主張し続けるので、
場所を譲る
太郎は、それでも満足せずに
私に、「休め、ベッドで寝よう」と要求する。
太郎はいつも私と寝る
というより
私に休めという
これはどういうわけか、
そう感じる。
太郎は権利を主張してやまない
そして、その権利を受け入れたり、
私は自分の権利も主張する。
お互いに、ありのままでいる
ありのままでいられる。
猫は、そういう相手で、遠慮がない
遠慮で嘘をついて、というのがないから
それがいい。
猫は権利を当たり前に主張して
それが通らなければ、それなりにやり過ごす
猫が、権利を主張して、それを受け入れたり、
猫が あるがままで生きるお手伝いをする時
なんとなく、
満足する。
そんな
猫を飼う人 猫と暮らす人は
おそらくそんな感じなんじゃないかな。
猫が、あるがままでいるために
猫が、あるがままでいることを喜ぶ。
その手伝いをして、猫があるがままでいることを楽しむ。
そんな不思議な関係性がここにある。