母は車椅子に乗っている
食堂で食べている時
同年代くらいの健康そうな夫人が
ジロジロ見ていた
あらまあ かわいそうにねえ
と
言わんばかりに。
病状に関心などないくせに
どうですか調子はとか
この器具は必要なんですか
とか
動物園の動物を遠巻きに観察するみたいに
聴く気もないのに質問して
ハァー、ヘェー。と
知ったような声をだして
(その瞬間に忘れるだろ)
わたしは健康でよかった
あんたはかわいそうね
あんたよりわたしはマシね
という
ココロの声が聞こえてくる
健康が良いことは異論はないが
健康をふりかざして
同情的な
上から目線な態度を取られると
迷いなく
このクソババアめ!
と
心の中で叫ぶ。
この場合何がうつくしきなんだかわからんな。
食堂で食べている時
同年代くらいの健康そうな夫人が
ジロジロ見ていた
あらまあ かわいそうにねえ
と
言わんばかりに。
病状に関心などないくせに
どうですか調子はとか
この器具は必要なんですか
とか
動物園の動物を遠巻きに観察するみたいに
聴く気もないのに質問して
ハァー、ヘェー。と
知ったような声をだして
(その瞬間に忘れるだろ)
わたしは健康でよかった
あんたはかわいそうね
あんたよりわたしはマシね
という
ココロの声が聞こえてくる
健康が良いことは異論はないが
健康をふりかざして
同情的な
上から目線な態度を取られると
迷いなく
このクソババアめ!
と
心の中で叫ぶ。
この場合何がうつくしきなんだかわからんな。