ネコのヒトビト

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人生は殺すか 殺されるか?

2018-12-07 17:04:11 | 思ったこと
貴ノ岩の暴力問題が表出したあと、いろいろなテレビで解説している人たちをみたが
背筋が寒くなる

貴ノ岩の「せいで」日馬富士が 引退したのだから (同じ 暴力事件を起こした貴ノ岩は)引退は免れないという厳しい意見を言う人


日馬富士は はたして 貴ノ岩のせい で 引退したのだろうか?


日馬富士は、他の 部屋の 力士(対戦相手となりうる)へ暴力をふるいました。
その程度は 後遺障害を起こすほどの 凶器を使ったものであります。
しかもその事実を隠して 普通に 相撲へ出場しました。
その行為は 横綱という立場にそぐわない、横綱の品位を汚すものだった
そのために 引退したのだと 認識しています。

ところが、
今 の論調は 貴ノ岩のせいで 日馬富士が 引退した となっている。

日馬富士は、自らの行為によって 引退に至ったのではないでしょうか?

被害をうけた 貴ノ岩 のせいで 引退に至ったのではありません。

これでは、被害者のせいで 加害者が刑務所に入ったのだから、 被害者が同じような行動をしたらより厳しく罰せられなければならないと言っているのと同じです。

被害者のせいで犯罪が起き、被害者のせいで罰せられると言っているような論調。だからその落とし前を(被害者はより厳しく)つけなければならないという論調に思うのです。

貴ノ岩の暴力を擁護するつもりはありませんが、
貴ノ岩の行った行為は 貴ノ岩の立場、貴ノ岩の行った行為の程度で罰せられるべきであり、そこに「日馬富士との間に起きたこと」との関係性を絡めることは適切ではないと思うのです。

貴闘力がテレビ出演していて、そのときに述べていたのは


「相手を怪我させてやろう、ぶっころしてやろうと思って 土俵にあがっている」
「昔は何十発と殴るのは当たり前だった時代」
「相手を怪我させてやろう、ぶっころしてやろうという 気持ち、関係性が、土俵が終わってから(引退してからも)続いていく」

というようなことでした。

この件で、
相撲界の暴力的な体質
本質的に「殺してやろう」「とってやろう(お金も、相手の命も)」という 命がけの殺し合い
普通のスポーツというカテゴリでは考えられない凶暴性が 根底にあること
それは、この業界をとりまく マスコミ、知識人 相撲に関われば関わるほど取り込まれて そこに巻き込まれ
なにかに背くと 命も危なくなること
言論もふくめて、支配する 程の 強い 殺し合いのような意思が働いていること
暴力は、告発される場合と されない場合があり、そのさじ加減は、おそらく 相撲界を取り仕切るなにかの力が 決めること。

だから、相撲界に 足を突っ込むということは 殺し合いの場に 足をつっこむことであり、


あらゆる 関わるひとが 嘘つきになったり 一方的な言論を述べたり、自分の命を守るために。


だから、 相撲界は おそろしい おそろしい ところなんだということ。


だから、魅力があるのか?

殺し合いだから? それを 楽しむのが 人間の 本質なのか??


はたして 子供を そこに 投入する気がするだろうか。これから。


もう モンゴルの相撲取りが 横綱になって何年も君臨している時点で 国技と言っていいのやら

もう 

ヤクザの支配する 恐ろしい 集金団体 そこにマスコミも 巻き込まれて 
正直なことを言うと 殺されるような そんな 場所

これは 個人の力士たちひとりひとりへの 脅しにもなりうる と思った。

余計なことを いったり 考えたりすると 

どんなちいさなことでも告発されて、 叩きのめされるよ

そのかわり

上の人に逆らわなければ 忖度して うまくうごけば  もみ消してもらえるし うまい汁をすえるよ。


おそろしい。
殺すか 殺されるか。