株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

「言論は虚しい」と言って逝ってしまった西部邁先生

2018-01-22 23:40:44 | 真実の究明
亡くなる前日に「西部邁ゼミナ-ル」(TOKYO MX)で西部先生は若い頃文芸評論家の福田恆存先生から「君 言論は虚しいよ」と言われた思い出を語っていたが、僕も今までやってきたが世の中は変わらないねぇ・・僕のやってきたことなんか虚しいんだ・・と言っていた
後で映像をみると覚悟の様子が窺えるような気がします。
髭はいつもより長く伸びていて左手は黒い手袋でした。右手でチョ-クがつかめないので左手で右手の指に挟んでいました
奥さんの思い出を語っておられましたが、相当逝かれてしまったのが心に堪えたようでした。

あれだけの論客も奥さんには弱いねぇ 小さい声で言いますが・・と断りを入れて大きな声で問題を一刀両断に切り捨て後でにっこりと笑うお顔は少年のようでした、彼にかぎって自殺は似合わない 彼の美学からいって自死でしょう
西部先生が虚しかったらこっちとらどうすりゃ良いんですかねぇ 寂しくなりました

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