株と浮き世の話

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司法は技術を超えられるか・原発問題

2015-04-16 09:32:25 | 国家の品格
高浜原発は規制委員会ではOKだが司法はダメの判断を示した。
「羮に懲りて膾を吹く」とはこのことで ガリレオ裁判になってしまう。
そもそも福島第一原発の水素爆発の直接の原因は津波でも地震でもない。(間接要因だが・・)その証拠に同じ敷地内の5・6号機10km離れた福島第二原発はOKだったし、震源地にもっとも近い女川原発もOKだった。
水素爆発の直接原因は 脆弱なタ-ビン建屋の地下室に設置されていた緊急用の配電盤が水没して万事窮したことだ。
東電はこの欠点を承知していて 5・6号機以降福島第二原発はこの設備を頑丈な原子炉建屋の中(又は高いところ)におくよう設計変更をしている。
その結果設計変更した原発は地震・津波にもOKだった。1~4号機の水素爆発はそれを判っていながら改良しなかった人災なのだ。
このことは事故後3ヶ月にウォ-ルストリ-トジャ-ナルがレポ-トを発表している。何を血迷ったか日本の政府・世論は活断層だの耐用年数だの的外れの議論に迷走している。改良した福島第二原発は世紀の大震災を克服した立派な原発なのだ。
事故後 國際原子力委員会のメンバ-が女川原発を視察して殆ど被害を受けていない主要設備に驚いたといわれる。
裁判官はこのような事実が判っているのかなぁ そりゃぁ100%安全を求めるなら新幹線にも飛行機にも乗れない。


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