株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

「聖(さとし)の青春」を観ました・そして将棋ソフトのこと

2016-11-21 18:02:26 | 人生いろいろ
天才棋士 村山9段がネフロ-ゼや癌と戦いながら29歳で亡くなるまでの奔放な生き方に感動しました。
また 羽生善治氏のソックリさん(東出昌大)には驚きました。
同時に鬼才・天才の集団である将棋界が今将棋ソフトに脅かされている現状に複雑な思いがします。最近では三浦9段が対局中にスマホの将棋アプリを使ったのではないかと疑われて竜王戦の挑戦権を失う事件がありました。

どうもプロ棋士の間では将棋ソフトに棋力で追いつかれたと認めている人が多いようです。前に故米長邦男棋聖が、われわれの将棋界は年間に4人しかプロ棋士になれないので、1000人も合格する東京大学とは格が違うと言った将棋界がです。
最近までアマチュアレベルだったのが、深層ラ-ニングがシステム化されて急に強くなったようです。恐いですねぇ
将棋ソフトは疲れないのでソフト同士で1日に100局以上もこなして実力が増していくなんて信じられません。
囲碁界でも同様な事が起こっています。人間はどうなっちゃうのでしょう。今の職業の半分がコンピュタにとって代わられるという予測もあります。
創造的な仕事は人間しか出来ない・・といってもみんなが創造的な仕事を生み出すワケにもいかないし・・
格差が増幅する社会がくるんですかねぇ 天才棋士集団がソフトに丸呑みされるなんて・・・悲しい