久商68回 くつろぎの部屋

昭和41年3月3日卒業式 諏訪野町校舎から巣立って
58年!我々68回生も喜寿を迎えます。

広津家三代の展覧会

2011-02-25 | Weblog

今、阿川弘之の『葭の髄から』を読んでいます。

その中に表題の随筆があります。

平成十年四月、横浜の神奈川近代文学館で開かれたようで、

(「広津柳浪、和郎、桃子」ある家系から三代つづいて小説家が出るのはめずらしい。

広津家は九州久留米の

有馬藩に仕えた学者の家柄だが、維新後二十年目、硯友社の作家柳浪を出し、大正初期、その次男和郎が、同じく文士として図角をあらはす。おくれて昭和四十年代、和郎の死後、孫の桃子も、父の思い出を書いて小説家になった。ただし、桃子の死を以て、此の古い血すぢは絶える。)

その後、久留米の殿様の末裔、有馬頼義(昭和二十九年直木賞受賞)と和郎の対談のエピソードが書かれています。

有馬頼義(私は推理作家と思っていました)は時折書店で見かけましたが、広津家三代は気に留めたことがありませんでした。

久留米に行った折りに市の図書館を覗いてみようとおもいます。

            川上順市

 

追伸、松本さん、本日女房に発送依頼をします。

 

コメント (3)
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