日々の事から

日々のあれこれ   by Kirari

📖読書記録

2019-12-25 20:03:06 | 
忙しくて記録できなかったもの。

『常野物語 光の帝国』恩田陸 著  2019.11月下旬頃読了

先回あげた常野物語の、実は前話である。シリーズと知らず前後してしまった。
こちらは、それぞれ違う場面の短編である。
蒲公英草子は一連の物語であった。平たく言えば、あるお金持ちのお嬢様の一生とお側にいたかかりつけ医の娘との関係と不思議な能力を書いたもの。
この『光の帝国』は不思議な能力を持つ人々の生きざまをいくつか描くものだった。
壮絶な..壮絶なストーリーもあった。しかし、昔なら在りそうな話..
蒲公英草子の方が断然好きであるが、この短編たちも随分想いを持って読んでしまうストーリーたちであった。



人のしあわせとは

2019-12-25 19:27:50 | 他人に思う事。
人の幸せとは勝手なものだと思う。
自分は不幸だと言いふらし、他人を思う存分振り回し、結局良いとこには喰らいつく。
醜い人間の塊だ。
世間はクリスマスとか浮かれているかと思うと、あの、世にも迷惑なカップルが浮かれる姿がちらつきイライラする。
かける言葉が美しければ相手にも美しく伝わると思ったら大間違いである。
こちらの良心を利用していいように振る舞い、自分都合で、ここからは関係できないことにカテゴリ分け。
ほんと笑っちゃうよな。気持ちひとつで切り替えれるんだから。
訊けば『そんなこと思っていない』と言うのだ。振る舞いが伴っていないことに気づけないのが未熟だ。言われないことは気づかれていないと思い込む浅はかさ。様子を見れば雰囲気に滲み出ているっていうのに。
思い上がった人間は一生で帳尻が会うようになっているから見ものであろう。
世間の波に乗れないままで生きていけばいいと思う。
きっともう、誰も助けない。