私の少年 27話「ドア」ネタバレ感想

【あらすじ】
聡子の「会いたかったから」を夢で反芻し喜ぶ真修。が、その次の聡子の「ごめんね」が脳裏に浮かび慌てて目覚める。

ノックをし入って来た祖母に促され着替えをしている最中に和樹からのライン。クリパの誘いで即大丈夫と返信。
聡子が今日来るよと祖母に言われ、慌てて体を拭き窓を開けるも間に合わずドア越しに聡子と会話。

聡子の素直な気持ちを聞き、思わずドアを開けてしまう真修。
結局これからも交流を続けるということで別れる。

駅で菜緒と遭遇する聡子。
聡子が未だに真修と交流がある事を知り「ちょっと付き合ってもらえませんか」という菜緒。


【感想】
最近には珍しい日常回です。

和樹の名字が「五島」と判明しました。

聡子が来ると知って汗臭さを気にしたり、窓を開けて換気するのは恋あるあるですがその後の「寒い！」には笑いました。

高野さんが15話のあと「やっと真修を人間にしてあげられた」と言われてたように
真修には容姿を抜きにしても、どこかリアルな男子っぽさに欠けてるとこがありますので
なんだかんだで普通の中学生だなあと思う部分でした。
きっと聡子が真修を人間にしたということなのでしょう。


真修は聡子への告白についてはとりあえずおいておくという事なのでしょうか。
聡子もやっと呪縛から逃れて、真修を1人の人間として見始めたようです。
「ごめんね」じゃなく「ごめんなさい」でしたし。

祖母へ頼んだ父への口止めは、詳細は知らされていないにしろ
聡子の仙台行きの責任は自分にあるとわかっていて
もう2度と聡子と離れたくないという意思表示ですね。

でも真修の真意を知った聡子は苦しそうです。
近い将来絶対対峙しなくてはいけないですし、そこまでしていいのかという迷いは今でもあるでしょう。
でももう2人が離れることはないように思います。

で、久々の登場の菜緒です。
菜緒が真修に好意を抱いている事を察知した聡子と、早見くんと仲がいいご近所さんと思ってる菜緒。


次回おそらく6巻のラストなので風雲急を告げる予感がします。