- イスラエルがハマスの攻撃の兆候を見逃していたのは「衝撃的」だとアレクサンダー・ビンドマン元中佐は語った。
- ビンドマンは、今回のような攻撃にはガザで大規模な準備をする必要だったはずだと述べた。
- 「そのすべてが見逃されていた」と彼は10月8日にMSNBCに語った。
イスラエル情報部は、ハマスによるガザ地区境界付近での一連の攻撃に必要な「膨大な準備」の兆候を見逃していたようだとアレクサンダー・ビンドマン(Alexander Vindman)元アメリカ陸軍中佐は語った。
10月8日に放送されたMSBNCの「American Voices with Alicia Menendez」に出演したビンドマンは、もしそうだとしたら、イスラエルは真剣に反省し、諜報活動を見直さなければならないだろうと語った。
ハマスが10月7日にガザ地区境界で一連の奇襲攻撃とロケット弾攻撃を開始し、イスラエル当局はこれまでに多数の死者を確認している。
このような広範な攻撃の計画には、金融取引、部隊の移動、通信の増加などが必要だったはずで、これらはイスラエルが攻撃を察知するための指標になるとビンドマンは述べた。
2018年7月から2020年2月までアメリカ国家安全保障会議のヨーロッパ問題担当ディレクターを務めたビンドマンは「彼らがこれを見逃したという事実は、ある意味、衝撃的だ」と語った。
「ただし、ガザは一種の監獄のようなもので、隔離されており、イスラエルや他の国にとっても、その中で何が起こっているのかを洞察するのは難しい」とヴィンドマンは認めた。
「しかし、これほど複雑なことをするには、膨大な準備が必要だったはずだ」とビンドマンは述べた。
「ほぼ確実に外部からの物資を必要としており、それらの物資はイランのような場所を含む同盟国からもたらされる。それを見逃した」
そして、ハマスは攻撃の数日前から数時間前にかけて、「微調整の指標」を示し、攻撃に先立って部隊を移動させ、通信を増やしただろうとビンドマンは述べた。
「そのすべてが見逃されていたのだ」
イスラエルは自国の諜報能力を「根本的に診断」しなければならないだろうとビンドマンは付け加えた。
アメリカ陸軍に所属していたビンドマン元中佐は、イスラエルは最近の国内政治とヨルダン川西岸での入植者保護計画に「気を取られていた」可能性を示唆した。
もしハマスのガザでの作戦が本当に見過ごされていたとしたら、それはベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相のもとでの「指導部の国家的失敗を意味する」可能性がある、とヴィンドマンは言う。
「それはネタニヤフ首相が闘い、答えなければならない問題であり、もしそれが真実であることが判明すれば生き残ることはできないかもしれない」と彼は付け加えた。
以上、ビジネスインサイダージャパン
イスラエルの諜報機関モサドは、何していたのだろうか?
また、アメリカも監視していたはずだが、不思議なことです。
深読みすると米軍が出てきてハマスとイランを叩く口実づくり?
1200人の犠牲で?
真珠湾?
これからの米軍の動きを観察したい。
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