林芳正外相は18日、中国の王毅外相と約40分間電話で協議した。林氏は、中国公船の尖閣諸島(沖縄県)周辺海域での航行や南シナ・東シナ海における一方的な現状変更の試み、香港や新疆ウイグル自治区での人権抑圧に「深刻な懸念」を表明。台湾海峡の平和と安定の重要性も訴えた。
林氏が王毅氏と協議するのは10日の外相就任後初めて。日本外務省によると、林氏は2022年が日中国交正常化50周年に当たることに触れつつ、「建設的かつ安定的な日中関係」構築に向けた連携を提案。王毅氏から賛同を得た。
また林氏は、尖閣など日中の懸案について懸念を伝え、日本産食品に対する輸入規制の早期撤廃も強く要求。こうした問題の前進へ「今後、対話や協議を重ねていきたい」と述べた。
経済面では「対話と実務協力を適切な形で進める」方針を両外相が確認。国交正常化50周年を機に、経済・国民的な交流を後押しする考えでも一致した。
林氏は18日、フランスとカンボジアの外相とも個別に電話協議し、2国間連携の強化などで一致した。【宮島寛】
以上、毎日新聞
中国から台湾に首を突っ込むなよ!と釘を刺された感じ?
林外相は、利口だから、したたかな交渉ができると思うが、今後どういう立場でふるまうのかを監視したい。
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