国内唯一の全米女子プロゴルフ協会公式戦。また、LPGAツアー第35戦も兼ねる『TOTOジャパンクラシック』
(賞金総額1,500,000ドル、優勝賞金225,000ドル)の大会最終日が11月4日、滋賀県大津市・瀬田ゴルフコース北コース(6,659ヤード/パー72)で行われ、畑岡奈紗が通算14アンダーで逆転優勝。今季米ツアー通算2勝目をあげた。通算12アンダーの2位は上田桃子、永峰咲希、C.シガンダ。 (天候:曇り 気温:15.0℃ 風速:1.0m/s)
勝ち方を知っているかのようだ。4打差を逆転。最後もバーディーで締めた。本当に強い。畑岡奈紗は落ち着き払った口調で、「今年、アメリカで初優勝。その後も優勝争いはしたけど、なかなか勝つことができない。だから、今回は勝ちたいと強く思っていた。そういう気持ちで試合へ臨み、結果を出せたことがうれしい。アメリカへ行って成長した姿を日本の皆さんに見てほしかったです」と語る。
そして、18番、2メートルのバーディーパットを解説。「狙いに行くのはさすがに怖い。狙ってはいなかった。タッチだけを合わせ、スピードのイメージだけを大切に。下りのスライスラインです」。さらに、「去年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントで優勝した時と、すごく似ていた。3日間競技ではいつも火曜日から練習をスタートします。しかし、今回はどうしても−という気持ちが本当に強かった。前週の台湾のグリーンとは、スピードなどがまるで違う。だから、月曜日からコースへ入り、アプローチとパッティング練習を行いました」と続けた。
序盤から好調。前半で4バーディーを奪い、単独首位に立った。後半も10番でバーディーとして、一気に後続を振り切るかというムードだったが11番で突然、ショットが乱れる。ここから連続ボギーで失速。一時はC.シガンダに並ばれた。「スコアの目標は通算15アンダーでした。でも、(首位スタートの)ミンジー(リー)がスコアを落としているのを7番へ向かう途中、スコアボードでみた。だから、ミンジーを上回ればいいと思って、攻めすぎないように……。トップへ立っても、きっとミンジーがスコアを伸ばしてくると思っていた。この展開は想像していません」と話している。
そうはいうものの、きっちりと立て直して、また突き放す。13番以降のプレーこそ、ギャラリーへアピールする、成長した姿といえるだろう。「去年、アメリカへ行ってから体力は特に変わっていないと思う。シーズンを通しプレーしても、体重は落ちていません。でも、脳をフル回転させれば、疲れも出る。4日間の戦いで勝ち抜くためには、しっかりとした判断をしなくてはいけません。1打のミスから流れが変わるからです。もっと体力をつけなくてはいけませんね」。19歳とは思えないような思慮深さにも驚かされた。
以上、日本女子プロゴルフ協会
TV中継で観戦しましたが、連続ボギーを打った後のプレーでドライバーショットをバンカーに入れてバンカーからのショットで立て直した感じで優勝できたと思います。
ジャンプして打つことがショットが乱れる原因のようですね。
ただ、小さな体でよく飛ばすのには感心します。
永峰咲希も惜しかったですね。でも次に繋がると思います。
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