2017年LPGAツアー第31戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が10月6日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,589ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目は大混戦。4アンダーで服部真夕、イミニョン、笠りつ子、ディフェンディングチャンピオンのアンソンジュが首位に立った。1打差の3アンダー、5位タイで吉田弓美子など3人が追う展開。3週連続優勝を狙う畑岡奈紗は2アンダー、8位タイにつけた。(天候:くもり 気温:21.0℃ 風速:3.8m/s)
笠りつ子、久々の首位発進。「まだ、2日間あります」といいながら、自然に笑みがこぼれる。好スタートを切り気分が悪いはずはない。キーホールは、5、16番でのバーディー奪取。「5番でピン上から8メートル。16番はピン上、10メートルの下りのラインでした。強めのストロークだったから、カップインしなければ、かなりオーバーしたかも…」と話す。アグレッシブなプレーこそ、笠のスタイルだろう。
実は、開幕前、ちょっとした出来事があった。「移動中の車中で、父とテレビ電話をしていた。その時、今週はいかない。キャディーは、マネジャーに頼め、ということでした」。絶妙の呼吸で、父娘のコンビで今日の地位を築いてきただけに、エースキャディーの不在は大きく影響すると思えたが、心配ご無用である。「元々、残り距離などはすべて自分でジャッジしていた。ここはアップダウンが多いし、父には今回、ゆっくり休んでもらったほうがいい。親孝行です。とても重いキャディーバッグを担ぎ、一緒に歩くだけでも大変なこと。きょうは、キャディーさんに支えてもらいました」と気配りのメッセージを伝えた。
今季は今大会を含め、残り8戦。エンジンを全開にしなければ、不完全燃焼で終わってしまう。周囲も、外堀を埋めるかのように、ジワリジワリとプレッシャーをかけてきた。「前週、小平智クンが勝って、それ以前も、(親交ある)片山(晋呉)さんが優勝した。お祝いをしているうちに、そろそろ私もやらないと-。心の底から勝ちたい、と思った」。そこで、すぐさま目標を立てている。「あと、5,000万円は稼ぐ。最低でも1億円突破する」と気合十分に語った。
以上、日本女子プロゴルフ協会
小平、片山の優勝に刺激され、あと5000万円稼ぐという気持ちになっているようだ。
今シーズン、優勝争いをやっていないので、そろそろ本気だしてほしいものです。
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