[ジュネーブ 31日 ロイター] - シリアの首都ダマスカス南部で31日、自爆攻撃などによる爆発が相次ぎ60人以上が死亡した。過激派組織「イスラム国」がイスラム教シーア派武装組織の重要拠点を狙ったとする犯行声明を出した。
英国を拠点とするシリア人権監視団によると、死者のうちシーア派の民兵が25人に上るという。
シリア内務省は、負傷者も100人を超えると発表していた。
一方、ジュネーブで行われているシリア和平協議は、反体制派の主要組織「高等交渉委員会(HNC)」が31日に初めて参加。仲介役を務める国連シリア問題担当のデミストゥラ特使と個別に会談した。
反体制派の政治団体や武装組織から成るHNCは先に、内戦による民間人への被害が減らない限り、和平交渉から離脱する可能性があると警告した。ただ、当初は協議前に空爆などの攻撃を停止していたことから、HNCが柔軟な対応を示しつつあるともみられている。
HNCのスポークスマンはデミストゥラ特使との会談について、人道問題に関しては非常に建設的で望みを与えるものだったと述べた。
また西側外交筋は、同特使が双方に提案を行ったと明かし、その内容は「非常に堅実なものだ」と評価した。
以上、ロイター記事
シリアにおける和平協議の記事であるが、シリアから難民が多く出るような状況を作ったのは反政府派であり、このHNCは反政府派政治団体、武装組織らしいが、ロシアのプーチンとは真逆の立場の連中だ。
この連中の後ろにいる組織が問題だ。
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