LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 宮崎カントリークラブ(宮崎県)3日目
何をすべきか。最終日を前に、鈴木愛が思い悩んでいた。しかし、答えはひとつ。「いつものように練習をすればいい」。3日目のホールアウト後、これまでのように、最後まで居残り、パッティンググリーンで調整を続けた。「気持ち良くシーズンを終えたい」。人生は思うようにはいかない。悩んで苦しみ、だから喜びが大きいものだ。
この日もパッティングが決まらなかった。「ショットに関しては、この3日間で一番良かったと思います。スコアが伸びそうな感じがしても、肝心な時にパッティングが決まらない。10、11、13番……。67ぐらいでプレーできたと思う。70のスコアは残念です」と話した。前日は、突然の不調に見舞われ、涙が止まらない。にもかかわらず、練習をキャンセルせず、帰り道にコーヒーショップへ立ち寄り、カフェオレで体を温めた。ミルク入りコーヒーは、イライラを抑制して、精神を安定させる効果がある。休憩時に欠かせない飲み物のナンバーワン。たったそれだけのことだが、3日目は再び調子が上向きになった。
「最終日は、たくさんバーディーをとりたい。気持ちはうまく切り替えられているから、あとはかみ合えばスコアは伸びると思う。自分を信じてプレーする。賞金女王のタイトルを気にしていたら、いいプレーなどできません」と闘志が宿る。ちなみに、鈴木は自力でタイトルを確定させるには、最低でも単独14位以上の成績が必要だ。
以上、日本女子プロゴルフ協会
鈴木愛の心がけは素晴らしい。
明日は、粘りを見せて本人の希は叶えられると信じています。
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