日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 登別カントリー倶楽部(北海道)1日目
ゴルフは気から。やればできる。前週まで6戦連続予選落ちの森美穂が5アンダー、2ボギーの69でフィニッシュ。「全く予想をしていなかった」というサプライズスコアに笑顔が弾ける。「けさも朝からショットの調子が良くない。緊張もあったと思う。ボールがうまく捕まらず、表現は悪いけど、きたない球ばかり。でも、どんなボールでもフェアウエーを外さない、と自分によく言い聞かせた。そこだけに集中したことが良かったのでしょう。うまく現在の自分自身の状況を把握して、ジャッジできました」と、この日を振り返った。
1年前の今大会。森は試合ではなく、ルーキーキャンプで新人教育の一環として、さまざまなスタッフ業務を行っていた。つまり裏方業務でトーナメントが、いかにして開催されているかを体験。「一生忘れられない教訓を、たくさん得ることができた。それから、来年は絶対、選手として試合へ、と誓ったことを思い出したんです。きのう、今年のルーキーたちがいた。それを見たら、とても新鮮な気持ちが満ちてきて。最近、プレーがうまくいかずに、落ち込み気味だったから、気持ちをリセットする、素晴らしい機会を与えてくださった」と感謝を表した。
ゴルフは、メンタルスポーツといわれる。最近の不振を森は、どうとらえていたか。「ちょっとしたことでボギーを叩く。予選落ちはクセになります。半面、調子が良くなれば今度は欲が出て…」。これが、俗にいう負のスパイラルだ。しかし、ツアー屈指の難コースがそんなモヤモヤを吹き飛ばした。「とにかく難しい。よけいなことを考えるヒマなどない。こういうコース、状況なら、集中力が増します。結局、そういうことでした」。コースが人を育てるというが、森はその見本になった。
「最近、私の周囲がみんな頑張っている。先週、兄がプロテストに合格し、(母校)福井工大福井高ゴルフ部が全国優勝。今度は私に幸運が巡ってくればと思っているけど、やることをやっておかないと逃げてしまう。その時を待ちます。欲張らずに」と、自身へ言い聞かせるように語っている。気力体力が充実。新たな可能性を大いに引き出すのが、公式戦の魅力だ。
以上、日本女子プロゴルフ協会
今日だけのマグレとならないようにあと、3日間粘り強いプレーをしてほしいと願っています。
明日崩れずに決勝に進んでほしいですね。
女子プロも森美穂と香妻琴乃が、優勝しなくても、いつもTVに映る順位に位置していれば、視聴率はいいと思います。いつまでも韓国勢に優勝を持って行かれる状態だと将来厳しいと思いますよ。
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