米空軍の地球規模攻撃軍団(AFGSC)は水曜日(8月11日)、カリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地(Vandenberg Space Force Base)から、再突入体を搭載した大陸間弾道ミサイル「ミニットマンIII」の発射実験に成功したと発表した。AFGSCはプレスリリースで、これは米国の核戦力の即応性と殺傷力と有効性を示すものだと述べた。
今回試験発射された大陸間弾道ミサイルには、「ハイフィデリティ・ジョイント・テスト・アセンブリ再突入体」(Hi Fidelity Joint Test Assembly re-entry vehicle)が搭載されている。約4,200マイル(約6,758 km)離れたマーシャル諸島のクェゼリン環礁付近の水域に命中する前に通常型(すなわち非核)爆薬を爆発させた。
プレスリリースによると、これらの発射実験は米国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)兵器システムの正確性と信頼性を検証し、持続的な安全、安心、効果的な核抑止力を確保するために貴重なデータを提供したと述べた。
着実に実績を築く米国の大陸間弾道ミサイル技術
「アメリカの原子力企業は自由世界の安全構造の礎である」と、第576試験飛行隊の隊長のオマル・コルベア(Omar Colbert)は述べている。「今日の発射実験は、我が国の大陸間弾道ミサイル連隊がいかにして兵器システムの作戦準備と信頼性を実証しているかを示す一例である。これは、米国のパイロットの驚くべき能力を示すことにもなる」。
今回の発射実験は、複数の政府パートナーを含む数カ月間の準備作業のハイライトだ。この重要任務を遂行する空軍人員は、空軍で最も訓練され、最も優れた教育を受けた人員である。米空軍第341ミサイル連隊、第90および第91ミサイル連隊のパイロットがタスクフォースに選ばれ、この試射を支援した。これら3つのミサイル連隊の基地は、24時間年中無休体制で国家の大陸間弾道ミサイルの運用を監視している。
タスクフォースの指揮官アーロン・ブードロー(Aaron Boudreau)氏は、アメリカはこれらの発射実験を地域の緊張への対応として利用しようとしているのではないと述べた。打ち上げの時期は5年前から決められており、打ち上げの半年から1年前まで準備を進めていた。
「我々のタスクフォースは3つのミサイル連隊すべての専門家で構成されており、彼らは世界的大流行(COVID19)の期間中に予想できなかった挑戦を克服するために、信じられないほどの能動性と柔軟性を示している」とブードロー氏は言った。
太平洋地域で行われたこの発射実験は、期せずして、米空軍と国防総省の指導者たちが、中国共産党がもたらした地域的な脅威について強調しているときにやって来たのだった。
米空軍は核ミサイル近代化の必要性を強調
米カリフォルニア州ジェームス・マーティン不拡散研究センター(James Martin Center for Nonproliferation Studies)の研究者が商業衛星の画像を分析したところ、甘粛省玉門市付近に119か所の工事現場があり、その特徴が中共の既存のミサイル発射施設と一致することを発見した。核兵器専門家で同研究センター東アジア不拡散プログラムディレクターのジェフリー・ルイス(Jeffrey Lewis)氏は、次のように述べた。これらの建設工事は中共が核抑止力を信じさせるために努力していることを示している。彼はこのプロジェクトの規模を「信じられない」と表現した。
これに対し、米空軍の指導者たちは、自国の核ミサイルを近代化する必要性を強調した。
米空軍第20代司令官マイケル・ルットン(Michael J. Lutton)氏は8月10日にミッチェル航空宇宙研究所で行われたビデオイベントで次のように述べた。「私は近代化がその重要な部分だと信じている。近代化は核拡散に対抗するための重要な部分だ」。
翻訳 源正悟
貼り付け元 <https://www.epochtimes.jp/p/2021/08/78068.html>
以上、大紀元ニュース
アメリカを動かすDSは戦争で儲けることを目的にしているので
米中戦争に向かっていることは喜ばしいことだと思っているはずです。
台湾、日本が犠牲にならないように政治がしっかりしないといけない。
アメリカのバイデンはDSの完全なパペットだから、トランプの返り咲きを
願っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます