中国の株式市場の動揺が続いている。11日の取引でも全面安となり、代表的な上海株価総合指数は5・33%下落して取引を終えた。年明けに2度の取引打ち切りを引き起こした「サーキットブレーカー」制度が中断されたあとも、市場の不安はぬぐえていない。
11日は前週末に米国市場が大きく下落したことや、週末に発表された中国の物価についての統計で改めて国内景気の減速が示されたことで、売りが止まらない状態が続いた。この日は深圳市場も代表的な指数が6・2%下落した。
中国の株式市場は年明けから導入した取引停止措置のサーキットブレーカーが投資家の投げ売りを生む裏目の効果を生み、世界市場にまで動揺を広げた。当局は7日夜に急きょ、始めたばかりの制度の見合わせを発表したが、市場に自信は戻っていない。年明けの6営業日で、5%を超える下落が早くも3度目という異常事態だ。
上海総合株価指数の終値は年明けから約15%落ち込み、昨年9月以来約4カ月ぶりの低水準となる3016・70ポイントまで値を下げた。「昨夏急落した際の底値の2800ポイント台まで落ちるかを試す状況になる」
(中国のネットニュース)との悲観的な見方も出ている。(北京=斎藤徳彦)
以上、朝日デジタル記事
サーキットブレーカーが裏目に出たということですが、私はそうは思いません。
インチキ博打を中国はやっており、先行き地獄ってとこでしょう。
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