2020年オリンピックイヤーがスタートした。現在、日本代表として出場できる世界ランキング15位以内には、3人が名を連ねている。「とりあえず、20位以内に入れた。良かったと思います。今年の初戦は日本に決めた。ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントからです。でも、いつもと違うことは海外メジャーの5戦、すべて出場することに決めた。熟慮の結果です」。淡々と語った。
ところで、自身の記憶に残る、オリンピックとはいったい。「最初にテレビ観戦したのは、水泳。北島康介さんのチョー気持ちいい、でした。9歳だったと思います。たまたま、家族がみていたから。でも、オリンピックがどれほどのものかは、わからなかった。ニュースなどテレビや新聞で取り上げられて、すごいことだと思ったのは、日本中の反響があってから。オリンピックのすごさ、重要性を知ったのは、その後です」。
コースの外では、実に物静かである。待ち合わせたのは、ホテルのティールーム。メニューをみながら、「チーズケーキ、食べようかなぁ。ちょっと高いけど…」と小さな笑みを浮かべながらもらした。しかし、コーヒーや紅茶はあまり好まない。普段、口にするのは水とお茶が多いそうだ。というわけで、チーズケーキとウーロン茶の組み合わせ。マネークイーンには意外な側面がある。
「小学2年から4年まで、姉の影響が大きかったから、部活動でバレーボールをしていた。体を動かすことは割と好きだったけど、自分で最初からやりたいものは、特になし。バレーボールは、楽しかった。でも、5年生からゴルフを始めたから、それで終わり。ゴルフも妹が先にやっていたのですよ。そういってしまうと、何だかおかしい、私って。まさか、時を経て私がオリンピックへ出場できるかもしれない-と、考えると不思議でしょう。人生って、わからない」。ちなみに、アマチュア時代は、「妹の方が実績などは、断然上」と即答だった。
ゴルフ競技がオリンピックへ復活したのは、2016年リオデジャネイロオリンピック。プロ4年目のことだ。「(代表になった大山)志保さんと一緒に行きたいとは思ったけど、個人競技ですから、当時の実力ではとてもついていけなかったでしょう。もし、団体戦ならどうしても出場したい。おそらく、すごく気合を入れていたはずです。今回だって、個人よりも、団体が良かった。本音はそう思います。なぜかわからないけど、私は団体戦となると、すごく燃える。3ツアーズや以前、開催されていたザ・クイーンズのような試合が好き。みている方もおもしろいでしょう」と、楽しそうに話した。
シーズン中となると、話題はプレーが中心だ。しかし、年が改まった新春は、心も穏やかで知らなかったエピソードが次々に飛び出す。チョー気持ちいいが、オリンピックのスタートだなんて、誰も知らなかった。
以上、日本女子プロゴルフ協会記事
鈴木愛は、東京五輪出場の当落線上にいるので5戦海外メジャーを戦うのは当然でしょう。
渋野みたいに結果を出してほしいものです。
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